一人でいることが、私の唯一の防衛だった どうして私は、誰かといるときよりも、一人でいるときの方が、心が安らぐんだろう。 そんなことを、何度も考えてきました。 「人が怖いわけじゃない」「誰かに心を開きたくないわけでもない」そう思ってきたけれど、 それでも、 ...
カテゴリ: 自分の性格・性質
警戒しすぎてしまう人の、コミュニケーションの悩み
警戒心が強すぎるために起きるコミュニケーションの支障 「なんだか、人と話すのが疲れる」 「信頼したいけど、どこかで警戒してしまう」 「どうしても、本音が言えない」 そんなふうに感じたことはありませんか? それは、あなたの“性格”というよ ...
ありのままも素敵だけど…あえて仮面を付けるという考え方
◆ 気づかずにかぶっている“仮面” 心理学では「ペルソナ(persona)」という言葉があります。これは、ラテン語で「仮面」を意味し、私たちが社会の中で身につける“役割”や“顔”のことを指します。 この仮面、自分が仮面をつけていることに気づいていないときほど、 ...
子どもとの相性は「構造」で考えるとラクになる
レッテルを外して、もう一度“いまの子ども”を見てみよう 兄と妹、姉と弟、次男と長女……。 兄弟姉妹で、どうしてこんなにも「接しやすさ」が違うんだろう? そう感じたこと、ありませんか? 私も、カウンセラーとして多くの方のご相談に関わるなかで、 そして一人の親と ...
「そんなことないよ」が欲しい〜否定的肯定法というやさしくて切ないやり方〜
「私なんて、全然ダメでさ…」 「ほんと変なことばっか言っちゃって」 「ごめんね、私って空気読めないから…」 そんなふうに、ちょっとネガティブな言葉をわざと口にしてしまうこと、ありませんか? それに対して、周りはついこう ...
「あの人が嫌い」には理由がある〜嫌悪感の奥にある脳と心のしくみ〜
「あの人が嫌い」には理由がある──嫌悪感の奥にある脳と心のしくみ 嫌いには構造がある 「なんとなく、あの人が苦手」 「どうしても許せない人がいる」 私たちは、ときどきそんな“嫌悪”の感情にとらわれます。 けれど、その「嫌い」という気持ちの奥 ...
マチュア 〜いろんな自分を超えていく先にあるもの〜
マチュア 〜いろんな自分を超えていく先にあるもの〜 「カードで知ろう、それぞれの性質シリーズ」も、いよいよ最終回を迎えました。 これまで、私たちの中にあるさまざまな“パターン”を見てきました。 がんばりすぎる人(プレッシャー) 怒りっぽい人(ア ...
チャイルド(幼稚な人)というカード
「チャイルドな心」と出会ったとき 今日は「チャイルドな心」について考えてみたいと思います。 チャイルドとは、“年齢”ではなく“心の姿勢”のこと たとえば見た目は大人でも、 ちょっとしたことで怒ったり、泣いたり、 思い通りにならないと感情が爆発 ...
罪悪感に支配される世界 信頼がひらく視点
罪悪感と信頼──同じ出来事が、なぜ違って見えるのか? 罪悪感と信頼同じ出来事が、なぜ違って見えるのか? 罪悪感と信頼──同じ出来事が、なぜ違って見えるのか? 第1幕:誰も責めていないのに、どうしてこんなに苦しいの? 午後の2限目。 大学 ...
【講座ふり返り】自分自身と向き合うことで、本当に求めている“愛の形”を見つける
昨日の講座「自分自身と向き合うことで、本当に求めている“愛の形”を見つける」にご参加くださった皆さま、ありがとうございました。 こんにちは、三好成子です。 昨日の講座「自分自身と向き合うことで、本当に求めている“愛の形”を見つける」にご参加くださった皆さ ...
みんなどんな人生を生きているんだろう~人の生き方を理解するための構造的視点~
みんなどんな人生を生きているんだろう?「みんなどうやって生きてるのかなって?」 ヌーラのつぶやきに、3人の視線が集まった。黒板には今日の授業タイトル「人の生き方を理解するための構造的視点」が書かれている。帰り支度をする生徒たちが教室を後にしていく中 ...
【4つの不安の物語】孤独や不安から解放されるために
第1幕:夕暮れの教室と、4人の不安レポート 夕暮れが迫る教室。 窓の外には、茜色に染まりはじめた空が広がっていた。 今日の講義は「安心感の心理学」 黒板にはまだ、その文字が残されている。 学生たちは次々に教室を後にしていったが、最後まで席を立たなかった4人が ...
Demand 〜「そばにいて」と言えないあなたへ〜
Demand 〜「そばにいて」と言えないあなたへ〜 「誰かにそばにいてほしい」「でも、言えない」そんな気持ちを抱えている方に向けて、お話をしてみたいと思います。 寂しくても、「助けて」と言えない。 不安でも、「ひとりが平気なふり」をしてしまう。 本当は求め ...
ヴィクティム 〜ずっと傷つけられてきた私へ〜
ヴィクティム 〜ずっと傷つけられてきた私へ〜 「ずっと我慢してきた」「傷つけられたことを誰もわかってくれなかった」そんな想いを抱える方にお届けします。 人間関係で、なぜかいつも損をする。 理不尽なことばかり起こる。 謝らなければならないのは、いつも自 ...
こんなに学んだのに何故現実が良くならないの?
「変わりたいのに、変われない」あなたへ 心理学の本を読んで、講座にも出て、カウンセリングも受けてきた。 あの頃は、「これを学べば人生が変わるかもしれない」と、少しワクワクしていた気がする。 だけど、気づけば月日だけが流れて、 ...
パープトレイター 〜罪悪感をどうしたらいい?〜
パープトレイター 〜傷つけてしまった自分をどうしたらいい?〜 「誰かを傷つけてしまったかもしれない」「取り返しのつかないことをした」と感じている方へ 加害者的な側面を持つということ 加害者という言葉には、どうしても重たく厳しい響きがあります。 実際 ...
フレンドリー 〜優しさの奥にある、断れなさの悩み〜
フレンドリー 〜優しさの奥にある、断れなさの悩み〜 「誰とでもうまくやりたい」「人に嫌われたくない」「いつもニコニコしてしまう」 そんな“友好的な人”に向けて、自分自身を見つめ直すきっかけとなるお話をお届けします。 あなたは、きっととてもやさしく ...
母性だけでは生きていけない 〜 シングルマザーの中で変容する“母”のかたち〜
「共鳴する母性を育てたい」そう願う人の中には、長い間、感情よりも現実を優先して生きてきた人が少なくありません。 特に、シングルマザーとして子育てを担ってきた人たちにとって、 “母性”とは、ただ優しく包み込むものではなく、 責任・判断・管理・サバイバルの機 ...
ホスティル 〜戦うことでしか、守れなかった私へ〜
ホスティル 〜戦うことでしか、守れなかった私へ〜 「つい怒ってしまう」「言い過ぎてしまう」「攻撃的になってしまう」と感じている方へ 何か言われるとすぐ反発してしまう。 「なぜ私がそんなこと言われなきゃいけないの?」と強く思う。 言葉や態度がきつくなる ...
ハイパーセンシティブ 〜その敏感さは「弱さ」ではなく「美しさ」〜
ハイパーセンシティブ 〜その敏感さは「弱さ」ではなく「美しさ」〜 音や空気、相手のちょっとした言葉に傷ついてしまう…そんな“敏感さ”を持った方に向けてお話をしてみたいと思います。 「気にしすぎだよ」 「そんなことで落ち込まなくてもいいのに」 そんなふ ...