「執着を手放す」って、
無理やり捨てることじゃない
2026年8月23日13時から、2時間の心理学講座を開催しました。
リアルタイムでご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
そして、見逃し配信でご覧いただいた皆さまも、本当にありがとうございました。
講座のハイライト部分については、またしばらく経った頃に動画としてご覧いただける機会があるかもしれません。
ただ今回は、それとは別に、 「この講座でお伝えしたかったこと」をギュッとまとめるような形で、 講座終了後にあらためて動画を撮ってみました。
講座の内容をそのまま再現したものではありませんが、 今回お話ししたテーマの中でも、私が特に大切だと思っている 「執着」についての要約のような動画になっています。
「手放さなきゃいけないの?」
と思う方もいるかもしれません。

「執着」と言われて、皆さんにも何か思い当たることがあるかもしれません。
別れた彼に執着しているかもしれないし、
お金に執着しているかもしれない。
人によって、握っているものは違います。
でも私は、それを 「全部手放してください」 と言っているわけではないんですね。
いいと思うんです。
でも、
「やっぱり今は手放せない」
「まだ無理だと思う」
それでもいいんです。
ただ、
「私はここを握っていたんだ」
「だから、こんなにも許せなかったんだ」
そんなふうに、自分が何を握っていたのかに気づけたということには、 とても大きな意味があると思っています。
気づかないままだと、同じ苦しみを繰り返すことがある
自分が何を握っているのかわからないままだと、 私たちはどうしても、
「相手が悪い」
「この出来事が悪い」
「どうしてこの苦しみが、いつも私につきまとうんだろう」
というところで、同じことを繰り返してしまうことがあります。
でも、
「私は、これを握りしめているんだな」
とわかったら、そこから少しずつ、 自分で選べるようになるんじゃないでしょうか。
そのとき初めて、
「じゃあ私は、これをどうしたい?」
と考えたらいいと思うんですね。
私は、執着を手放すというのは、 何かを無理やり捨てることではないと思っています。
「握っていることしかできなかった自分」から、 握るのか、緩めるのか、手放すのかを選べる自分になっていくこと。
それが、「執着を手放す」ということなんじゃないかなと思うんです。
だから、執着を持っている自分まで責めなくていいと思います。
私は、これで自分を守ってきたんだな。
これが必要なときが、私にもあったんだな。
今まで、ありがとう。

そんなふうに一度受け止めてから、
今の自分に問いかけてみてください。
私は今も、あなたを必要としているんだろうか?
昔の自分には必要だった。
あのときの自分が生きていくためには、 それを握っている必要があったのかもしれません。
でも、 今の自分にはどうなんだろう?
昔の自分と今の自分に、 同じものが必要だとは限りません。
「今のあなた」が決めればいい。
握り続けてもいい。
少し緩めてもいい。
もういらないと思ったら、手放してもいい。
大切なのは、 「握るしかない」から「自分で選べる」へ変わっていくことなのだと思います。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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