罪悪感の奥に隠れているもの
今回の動画では、「罪悪感」という感情を少し違う角度から見てみました。
実はこの内容は、少し前の勉強会で取り上げたテーマでもあります。
そのときにお話しした内容を改めて振り返りながら、「動画としても残しておきたいな」と思い、今回あらためて収録してみました。
罪悪感というテーマは、多くの方にとって身近なものではないでしょうか。
私たちは自分を責め続けてしまう
私たちは罪悪感を感じると、
「私が悪かった」
「もっとこうするべきだった」
そんなふうに、自分を責め続けてしまうことがあります。
もちろん、反省することそのものが悪いわけではありません。
けれど、自分を責めることばかりに意識が向いてしまうと、本当に大切なものが見えなくなってしまうことがあります。
では、その奥には何があるのでしょうか。
罪悪感の奥にあるもの
私はカウンセリングの中で、罪悪感そのものをなくそうとするよりも、その奥にあるものを見つめることが大切だと感じています。
たとえば、
そんな視点で見ていくと、今までとは違った景色が見えてくることがあります。
罪悪感というのは、何も感じていない人には生まれません。
そこには大切に思っていた人がいたり、守りたかったものがあったり、叶えたかった願いがあったりします。
だからこそ苦しいのです。
だからこそ心が痛むのです。
怒りや攻撃的な態度を見るとき
また、この見方は人の怒りや攻撃的な態度を見るときにも役立つことがあります。
もちろん、怒りを向けられることはつらいものです。
ですが、
そんな目で見てみると、見え方が少し変わることがあります。
怒りの奥には悲しみがあるかもしれません。
攻撃の奥には無力感があるかもしれません。
あるいは、助けてほしいという思いが隠れていることもあります。
もちろん相手の行動を正当化する必要はありません。
けれど、その人の苦しさを見ることができると、自分自身の心も少し自由になることがあります。
罪悪感は悪い感情ではない
私は罪悪感は決して悪い感情ではないと思っています。
なぜなら、その奥には多くの場合、
という愛情が隠れているからです。
だから罪悪感を感じたときには、自分を責めるだけで終わらせるのではなく、その感情が何を伝えようとしているのかにも耳を傾けてみてください。
そこには未完了の思いがあるかもしれません。
伝えられなかった愛情があるかもしれません。
叶えられなかった願いがあるかもしれません。
愛を見つめ直す入り口として
もし今、自分を責め続けて苦しくなっている方がおられたら、その奥にある思いや愛情にも少し目を向けてみてください。
罪悪感は、ただ自分を苦しめるためだけに存在しているわけではありません。
もしかするとそれは、自分の中にある愛を見つめ直す入り口なのかもしれません。
あなたの罪悪感が、愛を見つめ直す入り口になるかもしれません。
今回の動画が、そんなことを考えるきっかけになればうれしく思います。
今後も心理学や人間関係、親子関係、罪悪感や自己肯定感について発信していきます。
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