家族が壊れたのは、自分のせいだと思ってしまうとき
子どもの頃の出来事って、
大人になってから振り返ると、驚くほど「自分中心の世界」で理解していたんだなと思うことがあります。
ある日、子どもがお父さんに反抗した。
言い返した。
腹を立てたお父さんは家を出て行き、そのまま戻ってこなかった。
そして両親は離婚した。
「私があんなことを言ったからだ」
「私が家族を壊したんだ」
「私が悪かったんだ」

子どもから見える世界って、とても狭いんですよね。 でも、それは責めている意味ではなくて、子どもにとって家庭は“世界そのもの”だからなんです。
「私が言い返した」
↓
「お父さんが出て行った」
↓
「家族が壊れた」
言えなかった不満。
我慢。
孤独。
すれ違い。
疲弊。
諦め。
逃げたい気持ち。
家庭の中の張りつめた空気。
父と母の間の違和感。
言葉にはならない不穏さ。
「全部、自分のせいだ」
「本音を言うと人が離れていく」
「摩擦を起こすと大変なことになる」
「私が我慢しないと関係が壊れる」
「関係が壊れる怖さ」
過去の話だけで終わらせない
そしてもうひとつ、大切なことがあるんじゃないかなと思うんです。 それは、この気づきを「過去の話」だけで終わらせないこと。 「家族を壊したのは自分かもしれない」という感覚を抱えてきた人は、今この瞬間にも、似たような動きを人間関係の中で続けていることが多いんですよね。本音を飲み込む。
相手の不機嫌の予兆を、いち早く察知する。
場が少し乱れそうになると、自分が引く。
「私さえ我慢すれば」と思う。

「あれは、あなたが壊したんじゃないよ」
「あなたはただ、その空気に巻き込まれていただけだよ」
「もう、ひとりで家族を守らなくていいんだよ」
だから、どうしたらいいのか
そして、そのために最初から大きく変わろうとしなくてもいいんですよね。 例えば、「本当は嫌だったな」
「今、ちょっと無理して合わせたな」
「また私が空気を守ろうとしてるな」

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