でも自由が怖い。
これって、矛盾しているように見えるけれど、実はとても自然な感覚なんじゃないかなと思うんです。
「もっと自由に生きたいな」って思うこと、ありますよね。
時間も、働き方も、人との距離感も。
誰かに決められるんじゃなくて、自分で選んでいけたらいいのにって。
でも、いざそれを考え始めたとき、ふと立ち止まる瞬間があるんです。
朝、そんなことを考えていたんですね。
自分の大切な命の時間を、本当に大切に使っていきたい。
そう思う気持ちが、私の中にはあるんです。
でもその一方で、この社会はやっぱり、お金がないと生きていけない仕組みでもあるんですよね。
チャッピーも、クラウドも、ノートブックLMも、YouTubeを映し出すパソコンも、雨風をしのぐ家も、電気も、通信も、全部お金がかかっている。
それは当然だなと思うんです。
だけどその一方で、お金を得るために、ストレスをためながら、朝から夕方まで時間を差し出して働く、という生き方を見ていると、私はどこか複雑な気持ちになるんですね。
もちろん、そういう人たちがいるから世の中が回っている。
それも本当にそうだと思うんです。
だから、単純に「それは違う」と切ってしまいたいわけじゃない。
ただ、自分の感覚としては、どこかで「それだけが生き方なんだろうか」と思ってしまうところがあるんです。
自由は、楽になることと同じではない
ここで見えてくるのが、「自由になりたい」と思う気持ちと、「自由が怖い」と感じる気持ちは、実は同時に存在していておかしくない、ということなんです。
自由になるということは、ただ縛りがなくなるということではないんですよね。
それは同時に、自分で選ぶということでもある。
何を大事にするのか。
どう働くのか。
どれくらい稼ぎたいのか。
何に時間を使いたいのか。
そういうことを、誰かの正解ではなく、自分で引き受けていくことになるんです。
それって、思っている以上に怖いことなんじゃないかなと思うんですね。
「誰かが決めてくれる安心」がなくなる。
「この通りにしていれば大丈夫」という枠も薄くなる。
つまり、自分で決めて、自分で責任を持つ場面が増えるんです。
だから人は、自由を求めながら、同時に自由の前で足がすくむことがある。
これは意志が弱いからでも、勇気がないからでもないと思うんです。
むしろちゃんと、自由の重さを感じ取っている反応なんじゃないかなと思います。
枠の中には、安心もある
決まった時間に働くこと。
決まった役割を持つこと。
毎月ある程度の見通しが立つこと。
そういう生き方の中には、窮屈さもあるけれど、同時に安心もあるんですよね。
だから、そこから外れたくなる気持ちと、外れるのが怖い気持ちが同時に出てくるのは、すごく自然なんです。
たぶん私たちは、「自由になりたい」と言うとき、ただラクをしたいわけではないんですよね。
本当に欲しいのは、自分の命の時間を、自分の感覚に合う形で使いたい、ということなんじゃないかなと思うんです。
いきなり大きく変えなくてもいい
じゃあどうしたらいいのかというと、いきなり全部を変えようとしなくてもいいんだと思います。
自由って、ある日突然、完成された形で手に入るものじゃなくて、少しずつ慣れていくものなのかもしれません。
今日はどんなふうに時間を使いたいか。
本当は何を嫌だと思っているのか。
どんな働き方なら、自分の命の時間を少し大切にできるのか。
そんなふうに、小さな選択を自分に返していくこと。
そこから始めてもいいんじゃないかなと思うんです。
その二つがあるからこそ、今の自分はちゃんと現実を見ながら、生き方を考えているのかもしれません。
そう思うと、「怖がる自分」を責めなくてもいいんじゃないかなと思うんです。
自由になりたい。
でも、自由が怖い。
その揺れの中にいること自体が、もうすでに、自分の生き方を真剣に考え始めている証拠なのかもしれません。
すぐに答えが出なくても、少しずつでいい。
自分の命の時間を、どう使っていきたいのか。
その問いを持ち続けること自体が、自由への一歩なんじゃないかなと思うんです。
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