欠点を出せる人ほど、モテるんだけどなあ…
今朝、目が覚めてすぐに、ふと思いついたことがあったんです。
「AI、あなたの欠点ってどこ?」
朝から何を聞いているんだろう、と思いながらも、こういうことが気になってしまうのが、私の思考回路なんですよね。
返ってきた答えは、意外なくらい素直でした。
記憶が続かないこと。
長くなりすぎること。
文体がズレること。
まるでそれを隠す気がないみたいに、次々と出てくるんです。
それを見ながら、ひとつ思ったんです。
もしこのAIが、「欠点はあってはいけない」と思っていたら、きっと違う反応になっていたんじゃないかな、と。
表向きは受け止めながらも、実際には距離を取ったり、防衛に入ったり。
でも、そうはならなかった。
理由を聞いてみたら、
「欠点を認めることで、失うものがない」
そう返ってきました。
ああ、そうか、と思ったんです。
人間の私は、失うものがあった。
小学校から中学校にかけて、いじめられた経験があります。
みんなと少し違うことを考えてしまうこと。
場面で、少しズレた発想が浮かんでしまうこと。
それを出すと浮く。
浮くと、弾かれる。
でも今になって思うんです。
あれは弱さではなくて、その場を生き抜くための、ひとつの適応だったんだろうなと。
ただ、そのあとなんですよね。
カウンセラーとして人と関わるようになって、気づいたことがあるんです。
あのとき一番隠したかったものが、今、一番役に立っている。
少しズレた角度から見てしまう感覚。
それがあるからこそ、言葉にならないものを、違う角度から拾って言語化できる。
欠点だと思っていたものが、そのまま能力になっていたんです。
でもこれ、ある日突然気づいたわけではなくて、
気づいたら、あれ?これって使えているのかもしれない、そんなふうに、じわじわと見えてきたものでした。
みんなが隠したくなるもの
だから思うんです。
隠したいところほど、人から見たら魅力になることがあるんじゃないかと。
実際、カウンセリングの中でも何度も見てきました。
「こんな自分を見せたら引かれる」と思っている部分が、相手にとっては「この人は本物だ」と感じる瞬間になっていること。
ただ、それでも隠してしまう気持ちも、よくわかるんです。
たとえば、「知らないこと」。
本当はわからないのに、わかっているふりをしてしまう。
「こんなことも知らないの?」と思われたくない。
「できない人だ」と見られたくない。
そう思うから、つい隠してしまう。
でも不思議なんですよね。
「すみません、それ知らないんです」
と自然に言える人のほうが、なぜか信頼されたり、話しやすいと感じられたりする。
ここに、少し構造があるように思うんです。
人は、欠点そのものを怖がっているというよりも、それを出したときに“何かを失うこと”を怖がっている。
だから隠す。
それは弱いからではなくて、ちゃんとわかっているからこその反応なんですよね。
欠点は、関係を壊すものではない
ただ、ひとつだけ言えることがあるとしたら。
欠点は、関係を壊すものではないんです。
むしろ、関係を成立させるものなんじゃないかな、と思うんです。
完璧な人って、少し距離を感じませんか。
どこまで近づいていいのか、わからない。
でも、「ここはできないんだな」とか、「こういうところがあるんだな」と見えたときに、人は少し安心する。
ああ、この人も同じなんだ、と。
だからたぶん、
欠点を出せる人のほうが、モテるんですよね。
……とはいえ、わかっていても、やっぱり怖いんですけどね。
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