子供っぽい親の問題は深い
以前の記事
「子供っぽい親にうんざりしながら生きてきたあなたへ」
を読んでくださった方から、こんな声をよくいただきます。
「うんざりしているのに、嫌いになれないんです」
「距離を取りたいのに、どこかで心配してしまうんです」
実はこれ、とても自然なことなんです。
むしろ
どこかでずっと、親のことを気にしています。
親を守る役割を引き受けてしまった子供
子供っぽい親のもとで育つと、子供はとても早く大人になります。 なぜなら、誰かがその家庭を支えなければならないからです。 本来なら親が担うはずの役割を、子供が引き受けてしまうのです。親が落ち込んでいると励ます。
親が怒っていると機嫌を取る。
親が不安そうだと安心させる。
本当は子供だったのに
子供っぽい親のもとで育った人は、とても優しい人が多いです。相手の気持ちを感じ取る力も強い。
人の痛みにも敏感です。
でもそれは、本来なら
子供が身につけなくてもよかった能力かもしれません。
甘えたり
守られたり
わがままを言ったり
だから、
「嫌いになっていい」と言われても、心のどこかがブレーキをかけます。
嫌いになれないのは、あなたの中に愛があるから
ここで一つ、とても大切なことがあります。 子供っぽい親を嫌いになれないのは、あなたが弱いからではありません。 むしろ逆です。「この人も大変だったんだろう」
「この人なりに頑張っていたのかもしれない」
そんなふうに理解しようとしてきたのではないでしょうか。
それでも、あなたの人生があります
ただし、ここで一つだけ覚えておいてほしいことがあります。あなたが優しいからといって、
あなたの人生まで差し出す必要はない、ということです。
親には親の人生があります。
そしてあなたには、あなたの人生があります。
これまで親を支える役割をたくさん担ってきたあなたは、
もう十分、役割を果たしてきたのではないでしょうか。
心の距離を少しずつ作る
距離を取るというと、冷たいことのように感じるかもしれません。
でも本当は、距離があるからこそ、穏やかに見られることもあります。
少し離れてみると、
「ああ、この人はこういう人なんだな」
と見えることもあるのです。
大人になったあなたへ
子供のころ、甘えたかったあなたがいました。
守ってほしかったあなたがいました。
その思いは、簡単には消えないかもしれません。
親の世話をすることと、親の感情を背負うことは、違います。
大人になって親を支えることがあっても、それはあなたが《選んだ》ことでいい。
義務感や罪悪感から動かなくていい、ということです。
あなたの人生は、あなたのものです。
どうか、あなた自身の人生を大切に生きてください。
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