自分で押す足つぼは、ちょっと痛気持ちいい。それって、自分責めにも似ていませんか?
足つぼ療法って、受けたことありますか?
プロにやってもらうと、「ギャー!」って叫びそうになるほど痛いこと、ありますよね。
でも、自分でやるときはちょっと違います。
「この辺ちょっと硬いな…」と思ったら、押し方をゆるめたり、
「ここはしっかり押しときたいな」と思ったら、ちょっと強めに。
そうやって、痛気持ちいい“ちょうどいい加減”に調節することができるんです。
この感じ、実は「自分責め」にもそっくりだなと思うことがあります。

責められる前に、自分で責めておく
誰かに責められるのって、怖いですよね。
どこを突かれるかわからないし、どれくらい責められるのかも読めない。
それに、いつくるかもわからない。だから、構えてしまう。
でも、自分で自分を責めるときは、ちょっと違います。
「私が悪かったんだよね」
そんなふうに、自分で責めておけば、他人から何か言われたときの痛みが少しだけ和らぐ気がするんです。
これって、足つぼでいうところの「自分で押すときの力加減」に近いんですよね。
痛いことは痛いけれど、自分で調整できるから、ある意味“安心できる痛み”になっている。
それって、本当に“自分を守る”ことになってる?
心理学では、自分責めは「回避行動」の一つとされることがあります。
本当は誰かに傷つけられたり、無力さを感じるのが怖いから、
自分で自分を責めることで先に“痛み”を引き受けておこうとする。
ところが、この自分責めが怖いのは自分のことをコントロールできてるように思えて、実はその“責め”がじわじわと心をすり減らしていく事になっているんです。
誰にも気づかれない静かに浸透してくるセルフダメージです。
足つぼは経絡。自分責めも経絡。
足つぼって、「ここを押すと、そこに効く」っていう、いわば“間接的な刺激”ですよね。
痛みとなっている箇所とはちょっと離れたところを攻めて、全体を整えようとする。
自分責めも、ある意味で似ていて、
人から注意された事で、自分が抱えた問題に直面して向き合っていける事であっても本当に痛いところは突かずに、これはまた耐えられるという箇所を自分で押す。
「自分を責めておけば、誰かから責められずに済む」という、本当の痛みから逃れるためである事ってあると思うんです。
でもね。足つぼをずっと自分で押してるだけじゃ、根本的な不調はなかなか治らない。
同じように、自分を責め続けても、心が元気になるわけじゃないんです。
むしろ、責めれば責めるほど、どこかのツボが奥深くに固まっていって、
ほんとうに感じたかった感情に、ますます触れにくくなってしまう。
そろそろ、自分の心にも“優しい手”を
誰かに責められる前に、自分で先に責めてしまうくせ。
それはあなたが、ちゃんと自分を守ってきた証でもあります。
でも、もし今「なんかしんどいな」「ずっと変わらずしんどいな」と思っているなら…
そろそろ、自分の心にも「そっと手を置く」ような関わり方に、変えていっていいのかもしれません。
もう、自分を責めて守るやり方じゃなくても、大丈夫。
『お手当て』という言葉があるように、自分が知っている…自分の事だから知っている痛みに、そっと手を当てて労ってあげても良い時期が来たと思います。足ツボの例を出しましたが本当に効くツボは「ヒェー」って仰け反るほど痛いかもしれませんけどちゃんとした施術師さんであればその痛みを超えた先の『楽』に到達させてくれるかもしれませんね。

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