「ちょっと聞いてくれます?こういう投稿、見かけたことはありませんか?
友人がこんなことをしてきたんですけど、どう思います?」
……そして、そのあとに続くのは、ちょっとした怒りや苛立ちを込めたエピソード。
中には、「それは怒るのも無理ないなあ」と思うものもありますが、
一方で、「いや、そこまで言わなくても…」と感じるものもあって、
コメント欄を読んでいると、ますます不思議な感覚になるのです。
人はみな、“自分の常識”というカプセルに入っている

人はそれぞれ、“自分の常識の世界”の中に生きています。
まるで、自分というカプセルの内側から、外の世界を見ているかのように、自分の常識に当てはめて、ジャッジしながらものを見ています。
そのカプセルの中では、
その人が育った環境、身につけた価値観、経験した痛みや喜びが折り重なり、
「これが普通」
「こうすべき」
という“その人だけの常識”ができあがっていきます。
そのカプセル越しに、私たちは他人を見て、評価し、時に怒りや苛立ちを覚える…
生きている間に身につけた色を通して見ているのです。

けれど、同じ場面でも、他の人はまったく違うカプセルから、まったく違う世界を見ているのだとは気づきにくいものです。
他人は「他人の視線」で見ている
私たちは誰かを見ながら生きていますが、同時に“誰かに見られている”と感じています。これが…
周りから見られているという感覚が、自分の常識に当てはめた物事の見方で見られていると思っています。

「こう言ったら変に思われるかもしれない」
「こんな態度、失礼だと思われたかな?」
そんなふうに、自分の行動を、他人の目に映る“自分像”として捉えるのですが
他人が、自分と同じようにその人なりの物事の見方をしているとは気づいていない事が多いのです。
相手も、自分の考えと同じ見方で私を見ていると、無意識のうちに感じているのです。
ところが、実は
自分以外の人は、その人の考え方や感じ方でこの世界を歩いています。

人の数だけ常識があるのです。
そして、多くの人が、自分の常識を皆んなも持っていると感じているようです。
わかり合えないカプセルの中で どう生きるか?
SNSの投稿を読むたび、私は思います。それぞれが、それぞれのカプセルに入って、それぞれの視点で他人を見て、それぞれの不安と共に、自分自身をも見ている。
人って、ずっと「見たり見られたり」の世界で生きてるんだなあと。
もちろん、なんでも受け入れる必要はありません。
でも、他人の言動にイラッとしたとき、一呼吸おいて考えることがあります。
「この人は、どんなカプセルに入ってきたんだろう?」
「そして私は、どんなカプセルの中から見ているのだろう?」
そう想像してみると、
少しだけ心に余白が生まれます。
私たちは、無数のカプセルの中で生きています。
その中の誰かと出会い、ぶつかり、すれ違い、
でも時々、ふと重なり合う瞬間がある。
そういう“すれ違いと交差”の繰り返しのなかで、
少しずつ「他人というもの」がわかってくるのかもしれません。

心から応援しています。
I support you wholeheartedly.
#生きとし生けるものが幸せでありますように
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