親なのに、自分のことしか考えていない?
我が家の車庫の隅に、ツバメが巣を作りました。
やがて小さなヒナが生まれ、親ツバメはせっせと餌を運び、
夜には、ヒナの上にふわりと覆いかぶさって眠っています。

(警戒されないように隠し撮りしました^_^)
その姿は、どこまでも優しく、どこまでも自然で、「守る」ということの原点のように見えました。
その光景を眺めながら、ふと、胸の奥に小さな痛みが走ったのです。
「どうして人間の親は、時にあんなにも自分のことばかりになってしまうのだろう?」という問いでした。
もちろん、ツバメと人間では生き方も違います。
けれども、「子どもを思うこと」がこんなにもまっすぐに表現されているのを目の当たりにすると、
人間の親子関係にある、あの複雑さや歪みが、どうにも切なく感じてしまうのです。

■ 「親なのに自分のことしか考えていない」と感じる瞬間
日々いろんなお話を伺っていると、こんな声によく出会います。- 子どもが泣いていても「私はもっと大変だった」と言う
- 子どもの話を聞かず、「そんなことは気のせいだ」と決めつける
- 子どもの失敗に怒るのではなく、恥をかかされた自分に腹を立てる
■ 情緒的に未成熟な親の特徴
“自分のことしか考えられない親”というのは、悪い人ではないのかもしれません。
自己弁護も含めて、そう思うのです…。
むしろ、情緒的にまだ育ちきっていないというケースがとても多いように思います。
だから、良い悪いてまは測れないのかとも思ったのです。
具体的には、こんな特徴があります
- 自分の感情に振り回されて、他人の感情に気づけない
- 正しさにこだわり、子どもを支配しようとする
- 自分の傷つきや不安を、子どもにぶつけてしまう
■ 子どもが受け取るもの
親のことばや態度は、子どもの心にそのまま残ります。「私が悪いから愛されないんだ」
「もっと頑張らないと受け入れてもらえない」
「自分の気持ちを出すと、迷惑をかけてしまう」
こうした思い込みは、大人になっても深く根を張り、自分の感情に気づけなくなったりします。
■ 親を変えるより、自分の輪郭を描き直す
情緒的に未成熟な親には、いくら話しても通じないことがあります。
通じるのなら、すでに何らかの改善はされているはずですから…
そのたびに、子ども側は深く傷つき、「自分の感じ方のほうがおかしいのかも」と自己否定を始めてしまいます。
でも、ほんとうは逆です。
違和感があったのは、あなたの感性がまっとうだったから。
怒りや悲しみを感じたのは、あなたの心がきちんと反応していたから。
■ 最後に
ツバメの親が、子を守るために体を張るように、
私たちもきっと、誰かを大切に思いたいし、大切にされたいと願っているのだと思います。
でもその前にまず、自分の気持ちを、自分自身が大切にしてあげられるようになっていきましょう。
そうすることで、周りにも優しい目を向ける事ができるようになって
この世界は今よりもまた少しだけ、優しくなるのかもしれませんね。

実際の、我が家の車庫の燕さんです。
心から応援しています。
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