「子供のために」と思ってきた私が ようやく自分の人生を生き始めた時のお話

これは、私が長い年月をかけて向き合ってきた経験です。 母として、女性として、一人の人間として… 自分の人生を生きるとはどういうことなのか。 その問いとともに歩んできた道のりを、同じようなことで悩む方に向けて送ります。

子供との関係に支配されていた私

かつての私は、朝目覚めた瞬間に、子供のことが頭に浮かんでいました。 今日も不安定ではないか、また私に何かをぶつけてこないか… 思春期以降、子供はさまざまな葛藤を抱えていました。 それは親として大変ではありますが、それ以上に問題だったのは、私の内側が完全に子供に支配されていたことでした。

「この子が不安定だと、私は一日中落ち着かない」
そんなふうに、子供の状態がそのまま私の状態になってしまう日々。
今思えば、それは明らかな共依存でした。

でも私は、そうとは気づかず、「母親だから仕方がない」と自分を納得させてきました。

共依存と母子癒着 この2つは何が違うのか?

私自身の経験から、共依存と母子癒着は、似ているようで根本が違うものだと感じています。
読者の方にも、その違いを直感的に掴んでいただくために、以下のように整理してみます。

共依存 母子癒着
親子・夫婦・恋人など 主に親子(特に母子)
相手の感情・問題に巻き込まれ、自分の軸を失う 親と子の心理的境界線が曖昧な融合状態
「相手が必要」「相手に必要とされたい」 「あなたは私の一部」
お互いに巻き込み合い、離れることが不安 子が自立しようとすると親が無意識に引き戻す
境界線を引き、自分の感覚を取り戻すこと 心理的分離と個としての自立意識

私の中には、どちらの要素もあった

私は、子供との関係の中に両方の要素を持っていたと気づきました。

子供が泣くと、私も泣きそうになる。
子供が荒れると、私の中にも同じ荒れが起きる。
これは共依存的な「巻き込まれ」です。

同時に、
「私がしっかりしていないとこの子は壊れてしまう」
「私がこの子を理解しなければ、この子は誰にも受け入れられない」
そう信じていた私の中には、癒着的な「一体化の幻想」があったと思います。

心の距離が近すぎると 自分が消えてしまう

「子供と物理的な距離が近いと、私は自分を見失う」 そう感じた私は、意識的に子供たちとの距離をとるようにしました。

これは冷たいとか、母親失格という話ではありません。 むしろ、心の距離を守らないまま ずっと巻き込まれ続けるほうが、関係を壊してしまうのだと実感しています。

自分を大事にすることに、なぜ抵抗があったのか?

それは、私の母の姿が影響していました。 自由を謳歌していたように見えたけれど、その裏にあったのは孤立だと、私は思っていました。

だからこそ、私は「自由=孤独」「自分を大切にする=母と同じ」と無意識に思っていたのかもしれません。

共依存から抜け出す問い

  • 私は今日、何をしたい?
  • この感情は、私のもの?それとも誰かのもの?
  • 私は今、自分の人生を生きているか?


  • この三つを自分に問いかけてあげてください。 誰かを大切に思う気持ちと、自分を失うことは、同じではありません。

    今日のあなたは、誰の人生を生きていますか?
    そして、明日のあなたに、どんな一日を渡してあげたいですか?

講座のお知らせ(恋愛心理学講座 )

◆ 講座タイトル:
『役割の愛から本来の愛へ~共依存を手放すための5つの視点と3つのステップ~』

◆ 日時:
2025年8月3日(日)19:00~20:50

◆ 講師:
三好成子

◆ 会場:
Zoom(オンライン開催)

◆ 料金:
一般:¥4,400 / 会員:¥3,300
※会員登録をご希望の方は別途 入会金¥3,300が必要です

◆ お申し込み締切:
8月2日(土)15:00まで

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【銀行振込】8月1日(金)15:00締切
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それは、子ども時代に身につけた“無意識の契約”が今も働いているからかもしれません。

講座の前半では、共依存の仕組みや背景にある心のクセ、癒着との違い、
そして「なぜやめたくてもやめられないのか」といった内的メカニズムを、5つの視点から構造的に整理していきます。

後半では、自分自身の内側にある“共依存の二人を縛るロープ”に気づき、
それをほどいていくための3つの実践ステップを、ワークシートを使って体験的に探っていきます。

この講座を通して、役割を演じることでつないできた愛から一歩離れ、
「私は、私のままで愛されていい」と感じられる、本来の愛のかたちへと踏み出してみませんか?


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