怒りにはいくつかの形があります。
1. ストレートな怒り

一つ目は、とてもわかりやすい「ストレートな怒り」です。
例えば、「怒ってるんだぞー!」と大声を出したり、怒鳴ったりするような表現です。
この怒りの形は、周りの人にもすぐに理解されるため、対処もしやすいです。
大声で怒られると怖いですが、少なくともその人が怒っている理由をすぐに知ることができます。
2. 引きこもる怒り

二つ目は「引きこもる怒り」です。
これは、怒っているのにその感情を外に出さず、自分の殻に閉じこもるような形です。
例えば、部屋に閉じこもってしまうことや、表面上は普通に見えても心の中で自分を守っている状態です。
私もこの形の怒りを経験しました。自分では気づかないこともあり、周りから見てもわかりづらいので、解決が難しくなることがあります。
3. 受動攻撃性の怒り

三つ目は「受動攻撃性の怒り」です。
これは、直接怒りを表さないで、自分の行動で相手をイライラさせる方法です。
例えば、頼まれたことをわざと忘れたり、無視したりすることで相手を怒らせます。
うちの息子がこのタイプで、怒りを外に出さずに行動で示すことが多かったです。
娘が怒りをぶつけても、息子は冷静で、その態度が逆に娘をイライラさせていました。
我が家のエピソード
先ほども書きましたが、怒りには三つの形があると言われています。
一つ目は、すごくストレートに「怒ってるんだぞー」と怒りを表す、わかりやすい怒り方です。
そして、二つ目は、我が家の娘がやっていた引きこもるという怒り方です。
部屋にこもるというのは、ストレートな怒りほどではありませんが、まだわかりやすい怒りの表現方法でもあるかもしれません。
なぜなら、社会で活動できていても自分の殻にこもってしまうというのもわかりづらいけれど、引きこもりといえるからです。
これは私がやっていました。
部屋に引きこもるよりわかりにくいので、引き込もっている本人も気がついていないところが難儀なんですが、なんだか疲れがたまったり、無理している感じがあったりするんです。
いずれもはっきりとは怒らないのですが、後ろを向いた背中でこちらに訴えているのです。
「お前のせいだ」と、怒っているのですよね。
そして、今日は三つめの怒り方のお話です。
受動攻撃性(の怒り)と言って、
直接怒らないのだけれど、自分の行動を使って相手を怒らせるという相当高度な怒り方もあります。
これは、怒っていることを直接あらわさないという面では部屋に引きこもらない引きこもりと同じような怒り方ではありますが、見てるだけでイライラさせられたりするんですよね。
息子は怒らないタイプだと思っていました。
実際、声を荒げて怒り狂うということはしませんでした。
姉(娘)が怒りをぶつけてもほとんど動じることなく… 動じることなくと言えば聞こえは良いのですが、娘の怒りを無かったことにするという表現の方が正しい感じです。
例えば、息子が中学生くらいの時のこと。
娘の部屋から漫画の本を勝手に持ち出したと、娘が怒って私に言って来たとき、息子は嘘をつきました。持ち出してないと。
でも、事実は持ち出して押し入れに隠してありました。
その時、娘は自分の物を勝手に持ち出したという怒りと、勝手に部屋に入ったという怒りと、娘ならではの直観、「なんか変だぞ?こいつ」、という感じがあったのだろうと思います。
私には見えていないものすごく気持ちの悪い怒りが見えていたのだと、あとになって思うことがたくさんありました。
娘は息子のことを怖いと言っていました。
その時、こんなおとなしい、従順な子どもっぽい男の子のどこがそこまで怖いのだろうと思っていました。
自分が弟を嫌っているので、弟に嫌われていると思って、怖いのだろうか?とか、そんなことを勝手に思っていました。
なぜなら、その時の娘の状況は結構荒れていて、引きこもったり、怒りに包まれたり感情が相当不安定だったのです。
その時私は、嘘をついたという怒りで弟を、その夜はものすごく怒りました。
そして「出ていけ!」と言いました。
その時息子は「ごめんなさい。出て行っても行くところがないねん、許して」という謝り方をしました。
息子にこういう謝り方をされたらもうこれ以上怒れません。
母親とはそういうものだと、私は思っています。
もちろん、娘にそういわれても同じなのですが、娘はそういう言い方をしないのでいつも拗れます。
息子と私は大人と子どもの関係が長く続いて、
娘と私の関係は大人同志でもなく、子ども同士でもなく、女同士というほぼ上下が無い状態が思春期以降続いていたように思います。
今思えば、息子は子どもの位置を使って上手に逃げていた、隠れていたと思います。
もちろん無意識でね。長年の経験から、自分が出来る回避方法を会得したのでしょう。
その日は言い聞かせて、嘘をついたこともお母さんはショックだったと言うことも言って終わりました。
「わかった、もうしない」と言ったはずです。
なのに、しばらくしたら、また、やりました。
怒っても、頼んでも、またやりました。
この子は頭がおかしいんじゃないかと思いました。
私と娘の怒りをなかったことのようにしてしまうんです。
これが受動攻撃です。

怒りとの向き合い方
怒りは自然な感情ですが、上手に対処しないと周りとの関係が悪化してしまいます。
ここでは、怒りとの向き合い方を少しお話しします。
自分の怒りを認識する
まず、自分が怒っていることを認識することが大切です。
怒りを感じることは悪いことではありません。
大事なのは、その怒りをどう表現するかです。
怒っている自分を責めすぎると、逆に怒りがたまってしまいます。
コミュニケーションを大切にする
怒りを感じたとき、直接相手に伝えることが大切です。
ただし、ストレートな怒りではなく、冷静に「何が嫌だったのか」を伝えるようにしましょう。
例えば、「○○が嫌だったから、こうしてほしい」と具体的に伝えると、お互いに理解しやすくなります。
怒りをためこまない
怒りをためこむと、後で爆発してしまうことがあります。
小出しに怒りを解放する方法を見つけると良いでしょう
。例えば、日記を書く、友達に話す、運動をするなど、自分に合った方法でストレスを発散しましょう。

怒りには、ストレートな怒り、引きこもる怒り、受動攻撃性の怒りといった三つの形があります。
これらを理解することで、自分や他人の感情に対処しやすくなります。
怒りは自然な感情ですが、上手にコミュニケーションをとることで、より良い人間関係を築くことができます。
怒りを感じたときは、冷静に自分の気持ちを伝えることを心がけましょう。
#生きとし生けるものが幸せでありますように
#May all living things be happy!