娘はどうしてもお母さんの生き方を真似てしまう。お母さんが苦しければ苦しいほど。
息子はおかあさんを助けようとしてしまう。お母さんが悲しければ悲しいほど。
こんにちは三好成子です。
今日は、特にお母さんと娘、息子の関係についてお話ししたいと思います。
お母さんの影響が、娘や息子にどのように現れるのかを心理学の視点から見ていきますね。
娘はどうしてもお母さんの生き方を真似てしまう
お母さんの影響力

娘は、小さい頃からお母さんを見て育ちます。
お母さんの言葉や行動、感情の表現方法は、娘にとっての「お手本」です。
心理学では、これをモデリングと呼びます。
モデリングは、人が他者の行動を観察し、それを真似ることで学ぶプロセスを指します。
この概念は、心理学者アルバート・バンデューラによって提唱され、
社会学習理論の中心的な要素となっています。
例えば、お母さんが家事をする姿を見て育った娘は、お母さんの動きを自然に真似るようになります。
お母さんが料理をする際に丁寧に手順を踏む姿を見て、娘も同じように丁寧に料理をするようになります。
つまり、子どもは親の行動を見て、それを自分の行動に取り入れるのです。
お母さんが苦しければ苦しいほど
先ほどの料理の例は良い例ですが、逆に、お母さんがストレスを感じやすく、いつも不安そうにしている場合、娘も同じように不安を感じやすくなることがあるんです。
お母さんが自分に厳しく、自己評価が低いと、娘も同じように自分を厳しく評価しがちになります。
よく見受けられるのが、お母さんがシングルで苦労しているのを見ていて「私はあんな苦労はしたくない」と思っているのに、なぜかシングルになりそうな空気にはまっていく…という事もあるんです。
お母さんの自己批判的な態度が、娘の自己評価に大きな影響を与えるのです。
娘はお母さんの人生をそのまま真似て生きていしまうことがあるのです。
それはお母さんが苦しそうにしていればしているほど…です。
お母さんがなぜそんなに苦しいのかを知るには、同じことをするのが一番わかるからなんですけど、これは無意識がそうさせているから、大人になってもわからずにお母さんの苦しみと同じ苦しみを再現させていることになるのです。
息子はおかあさんを助けようとしてしまう
息子の保護本能

息子は、特に母親が悲しんでいるのを見ると、自分が何とかしてあげたいと思うことが多いです。
これは、息子に限らず、子ども全般に見られる傾向ですが、特に息子は「保護本能」が強く働くことが多いです。
心理学では、このような感情を「役割の逆転」と言います。
保護本能は、特に子どもが親の苦しみや弱さを見ると、自然とその問題を解決しようとする心理的な傾向を指します。
これは、子どもが自分の立場から親を守ろうとする本能的な反応であり、親に対する深い愛情や関心から生じるものです。
一方、役割の逆転は、通常は親が子どもを保護し、支え、育てる役割を果たすべきであるのに、逆に子どもが親の世話をする必要が生じる状況を指します。
この逆転は、親が高齢化したり、健康問題を抱えたり、経済的な困難に直面したりする場合に起こることがあります。
保護本能は役割の逆転の一因となります。
子どもは、自然と親を守ろうとする本能を持っており、役割の逆転が起こると、子どもはその本能に従って親のケアを引き受けることがあります。
お母さんが悲しければ悲しいほど
お母さんが頻繁に悲しそうな顔をしていると、息子はその原因を取り除こうと必死になります。
自分が何とかしなければならないと感じ、お母さんの感情を自分の責任と感じることもあります。
例えば、お母さんがよく「疲れた、もう無理」と言って泣いていると、息子は「自分が頑張ってお母さんを助けなければ」と思うようになります。

そして、自分自身の感情やニーズを後回しにして、お母さんを助けることに専念することがあります。
このように、お母さんの感情や行動は、子どもに大きな影響を与えます。
娘はお母さんの生き方を真似し、息子はお母さんを助けようとする傾向があります。
お母さんが自分の感情や行動に注意を払い、自分を大切にする姿を見せることで、子どもたちも健全な自己評価を持ち、自分を大切にすることができるようになると思います。
もし、お母さんとして「私の影響が子どもに悪い影響を与えているかも」と感じることがあれば、まずは自分自身のケアを大切にしてください。
お母さんが幸せで健康であることが、子どもたちにとっても最高の贈り物になるのですから。
そして子供の立場の人は、この文章を読んで「はっ!」と、なってくれることを願います。
「私はお母さんの真似をしようとしているのでは?」「僕はお母さんを助けなければならないと、大人になった今でも思い続けて犠牲をしているのでは?」
気付けば変えていけます。
ご質問やご相談があれば、いつでもお気軽にお声がけくださいね。
#生きとし生けるものが幸せでありますように
#May all living things be happy!