こんにちは三好成子です。
以前、同じタイトルで記事にしたことがあります。
最初にこのタイトルで書いたのが2016年でした。
そこから加筆して、2020年に再投稿しました。
今2024年になって、時代がちょっと動き出しているように感じることと
私も64歳になって、子供っぽい親の見え方も整理されてきたこともあって
新しい見方で記事を書いてみようと思ったのです。
ちょうど、左脳が優位に動いている時期なので、文章としてまとめることにしました。
前回は右脳優位の記事。
ちょうどバランスがとれるかな?と思います。
このブログを読んでいるあなたは、親を子供っぽいと感じ、日々悩んでいるかもしれません。
そんなあなたに、少しでも助けになる情報をお届けしたいと思います。
この記事では、親の子供っぽさがもたらす影響、世代間連鎖、そしてそれをどう克服するかについて説明しますね。
親の子供っぽさとは?
親が子供っぽいと感じるのは、親が自分の感情をコントロールできない、責任を持って行動しない、自分中心に考える、といった行動を取るからです。
例えば:
感情の爆発:ちょっとしたことで怒り出し、周囲に当たり散らす。
責任回避:自分のミスを認めず、他人や環境のせいにする。
自己中心的な行動:家族のことを考えず、自分の欲求を優先する。
のような言動が多いと、子供っぽいな…と思います。
親の子供っぽさがもたらす影響
親の子供っぽい行動は、子供たちに様々な形で影響を与えます。
具体的にはこのようなものがあります。
感情の不安定さ:親の感情の爆発に日々晒されることで、子供も感情のコントロールが難しくなります。
自己評価の低さ:親が責任を回避し、子供に責任を押し付けることで、子供は自分に自信を持てなくなります。
対人関係の問題:自己中心的な親の影響で、子供も他人と健全な関係を築くことが難しくなります。
日本社会と子供っぽい親
これは私の個人的な感想も入ってしまうのですが、
日本の社会構造や文化が、子供っぽい親を量産する一因となっていると感じることがあります。
私がそう感じる理由を「これも要因ではないのかな?」という事も加えていくつか挙げてみます。
教育と家庭環境
過保護と過干渉:
日本の家庭では、子供に対して過保護・過干渉な親が多いと言われています。
あまりにもかまいすぎると、子供が自立するための経験や失敗を通じた学びの機会が少なくなってしまいます。
結果的に親自身が子供の成長をサポートするよりも、管理する立場に留まることがあります。
受験競争とプレッシャー:
日本の教育システムは非常に競争的で、親も子供の学業成績や受験の成功に大きなプレッシャーを感じるようです。
このプレッシャーが、親自身のストレスや不安を高め、成熟した対応が難しくなる場合があります。
冷静さを失うという意味でもあります。
社会的期待と役割
性別役割分担:
ずいぶんましにはなりましたが、日本では未だに伝統的な性別役割分担が根強く残っているように感じます。
特に女性が家庭内での育児や家事を担当することが多く、これが育児に対するプレッシャーや孤立感を引き起こしやすい環境を作り出しているのではないでしょうか。
多くの時間を家事と育児に費やすと、外部との交流が少なくなり、孤立感が増します。
この孤立感が精神的なサポートを得る機会を減らし、親が成熟した判断をするのを難しくします。
他の大人との交流がほとんどないと、親は自分の悩みや不安を誰にも相談できませんよね?
例えば、子供のしつけに悩んだ時、「これでいいのだろうか」と一人で悩み続けることになります。
「子育ては母親の仕事だろ?」と言われるとパートナーに相談することもできませんよね?
周りに相談できる人がいれば、適切なアドバイスを受けることで冷静な対応ができるようになりますが、孤立しているとそれが難しくなります。
毎日、家事と育児で休む間もない状態が続くと、親は慢性的な疲労とストレスに悩まされます。
例えば、夜中に赤ちゃんが泣いても、自分が唯一の対応者なので休むことができません。
これが続くと、日中の些細なことで爆発してしまい、「なんでこんなに言うことを聞かないの!」と子供に対して感情的になってしまうことがあります。
現代はずいぶん変化してきましたが、特に今悩んでおられる人たちの親世代は、役割分担が色濃くあったと思います。
これも、親としての成熟を妨げる要因となることもあったと思います。
職場環境:
長時間労働やKAROUSIといった問題が深刻な日本の職場環境があったことは事実です。
今は改善されてきてはいますが、これでは、親が子供と過ごす時間が限られがちです。
このために、親が子供と健全な関係を築くのが難しくなり、結果として子供っぽい対応をしてしまうことがあります。
例えば、仕事から夜遅くに帰宅した親が、子供が宿題で困っているって言ってきたとします。
疲れている親は、ゆっくりと教える余裕がなく、「なんでこんな簡単なことが分からないの?」と感情的に怒ってしまいます。
本来ならば、子供に寄り添って丁寧に教えるべきですが、疲労が原因で親の対応が感情的になってしまうんですね。
でも子供は親の事情は分かっているようでわからないので傷ついて、コミュニケーションも難しくなってしまうのです。
また、限られた時間で子供と接するため、親は短い時間で結果を出そうとする傾向があります。
このため、子供に対して過度な期待をかけることがあり、親子関係が緊張する原因となります。
例えば、長時間労働をしている親が、子供に対して「もっと勉強しなさい」「いい成績を取ってくれなきゃ困る」とプレッシャーをかけることがあります。
親は子供の将来を思ってのことですが、子供は「親に認めてもらうために頑張らなきゃ」と感じてしまい、親子関係が緊張したものにしてしまうんですね。
このような環境では、親は子供の気持ちに寄り添う余裕がなくなり、結果として冷静で成熟した対応が難しくなります。
社会的サポートとコミュニティ
核家族化
日本では、昔は大家族が一般的で、祖父母や親戚が一緒に住んでいたため、育児や家庭の問題を共有しやすい環境でした。
現代では核家族が増え、親が一人で子供を育てることが多くなりました。
昔は、子供が泣いていると、おじいちゃんやおばあちゃんが「大丈夫だよ」とあやしてくれることがありました。
でも、今は親だけが対応しなければならないことが多いので、親が疲れやすくなります。
例えば、夜中に赤ちゃんが泣いているとき、昔はおばあちゃんが「私が見るから、あなたは休んで」と言ってくれたかもしれません。
でも、今は親一人で対応しなければならないので、疲れが溜まりやすく、精神的にも余裕がなくなってしまいます。
育児支援の不足
育児に対する社会的な支援が少ないと、親は孤立しやすくなります。
これがストレスや不安を増やし、親が感情的になりやすくなります。
育児支援センターや親同士のサポートグループがない場合、親は一人で子育ての悩みを抱え込むことになります。
例えば、子供が夜泣きをする時に誰にも相談できないと、親は「どうして私だけこんなに大変なの?」と感じ、イライラや不安が募ります。
これが続くと、親は子供に対して冷静に対応することが難しくなり、感情的に爆発してしまうことがあります。
文化的要因
恥の文化
日本の文化では、他人からどう見られるかを非常に気にする傾向があります。
親が「ちゃんとした親である」と見られたいと過度に思うと、子供に対しても他人の目を気にした対応をしてしまいます。
例えば、公共の場で子供が泣き出したとき、親は「他の人に迷惑をかけている」と感じてしまいがちです。
すると、「静かにしなさい!」と怒鳴りつけてしまうことがあります。
本当は子供が泣いている理由を落ち着いて聞いてあげるべきだとは親もどこかで分かっているのですが、他人の目を気にするあまり、感情的な対応をしてしまうこともあるかもしれません。
そうなると、イライラも含めて、上手に子育てができていない自分に対しての罪悪感も強くなってますます人の目を気にするようになっていくのです。
一方で、親が子供が騒いでも注意をせず無関心を装う親も見受けられます。
背景には、過度のストレスと無力感、他人の目を気にしすぎることの反動、育児に対する不安と知識の欠如、そして現代の育児スタイルの多様化が影響しているのではないでしょうか?
これらの要因が絡み合い、親が適切な対応を取ることが難しくなり、「無関心」に見える行動が増えているのだと、私には思えるのです。
権威主義的な教育
日本の教育システムは、上下関係を重視することが多いです。
このため、親も自分の意見を言うよりも、権威や体制に従うことを学んでしまうことがあります。
例えば、学校や職場で「先生や上司の言うことは絶対」という環境で育った場合、親自身も「自分の意見を言うのは良くない」と思ってしまうことがあります。
これが家庭内でも影響し、子供の意見を尊重するよりも、「親が言うことを聞きなさい」という態度を取ってしまいがちです。
このような環境でも、親が成熟した対応をすることが難しくなります。
例えば、親が「私の言うことが正しいから従いなさい」と言う場合、親自身がその言葉や行動が子供にどのような影響を与えているかを考えていないんですね。
結果として、同じ命令的な態度を繰り返し、親自身が成長する機会を失います。
「親が言うことを聞きなさい」という態度は、親自身の育児スキルの未熟さ、子供の自立心や自己表現の阻害、コミュニケーションの欠如となります。
世代間連鎖
親の子供っぽい行動は、世代間で連鎖することが多いです。
これは「世代間連鎖」と呼ばれ、親の行動パターンが子供に引き継がれる現象です。
例えば、親が感情を爆発させるタイプであれば、子供も同様のパターンを持つ可能性が高いです。
親:「なんでこんなに散らかってるの!片付けなさい!」(感情的な爆発)
子供:親の怒りに怯えながら、いつもビクビクしている。将来、自分が親になったときに同じように怒鳴ってしまう。
こういう連鎖が起きないようにするのは、気付くことから始まります。
克服するためのステップ
自己認識を深める:
自分の感情や行動を理解することが第一歩です。
感情が高ぶったときに一度深呼吸し、なぜそう感じるのかを考えましょう。
例えば、親が怒っているとき、「なぜこんなに怒っているのだろう?」と考え、自分の反応を観察するようなことです。
すごく難しいんですけど、まずは「やってみよう」と思う事なんです。
共感を育む:
他人の感情や立場を理解する練習をしましょう。
親が感情的なとき、その背景にある理由を考えることが重要です。
親が不機嫌なとき、「仕事で大変なことがあったのかもしれない」と思いを巡らせることは、自分自身が「子供っぽさ」を脱却する必要があります。成熟さがないと思えないものですからね。
なんせ、親ができなかったことですから…
そこの悔しさを盛り超えていくのが一番しんどいんですけどね…
健全なコミュニケーションを学ぶ:
自分の気持ちを冷静に伝える方法を学びましょう。
攻撃的な言葉を避け、相手の話をよく聞くことが大切です。
「お母さん、今朝の言い方は少しきつかったけど、何かあったの?」と穏やかに尋ねてみませんか?
急に聞き始めると、相手は驚いて「別に」とか「うるさい」とかの思わぬ逆襲を受けるかもしれませんけど(もともとが子供っぽいですから)やり続けることで何らかの変化が起きてくると思います。
サポートを求める:
改善するにはなかなかの時間と根性がいりそうなことを書きました。
自分だけで解決しようとせず、カウンセラーや信頼できる友人に相談することも一つの方法です。
定期的にカウンセリングを受け、自分の感情を整理するのも良いと思います。
親が子供っぽいと感じることは、決してあなたのせいではありません。
でも、その影響から抜け出すためには、自分自身を理解し、健全なコミュニケーションを築く努力が必要です。
世代間連鎖を断ち切り、自分自身と向き合うことで、より良い未来を築いていきましょう。
このブログが少しでもあなたの助けになれば幸いです。
あなたの人生はあなたのものです。
親の影響から解放され、自由な人生を歩んでくださいね。応援しています。
#生きとし生けるものが幸せでありますように
#May all living things be happy!