依存すればするほど「どうしてあの人は…なの!」という怒りが起きてきます。
子供が自分の親に対して「あれして、これして」「これしてくれないから嫌い!」こっち見て、自分の方を優先して!と甘えてくるのは
親に依存しているからです。
親が自分の思い通りにならないと言って怒り出すのは、親が自分の思い通りになると思っているからです。
これが親子の間で、子供が親に甘えているから微笑ましいとも見られるのですが、もしも、親が子供に「あれして、これして」「これしてくれないから嫌い!」こっち見て、自分の方を優先して!と甘えていたとしたらどうでしょう?
実は、こんなにわかりやすい形ではなくも、子供に依存して甘えている親はいるのです。
例えば、私が離婚した時、一人でこの人生を生き抜いていくにはあまりにも心細過ぎて、誰かに頼りたいと密かに思っていたようです。
(いたようです…というのは、その時はそんな考えを持っていたなんて自分では感じていなかったからです)
そんな時、頼り甲斐のある子供がそばにいました。
お利口で、しっかりしている娘、そして、弟は可愛い役割で、当時はしっかりしているというよりは《癒し》の役割だったように思います。
こんな姉弟の中で、私は姉にいつもイライラしていました。
今思うと、本当に申し訳ない思いがいっぱいなのですが、姉と弟を比べると(比べるのもどうかと思いますが…)姉の方が断然頼り甲斐があったのです。
その頼り甲斐という感覚が、本来の私の依存性を強化してしまって、娘を子供という感覚から依存先という感覚に変えてしまったように思います。
弟がやっているときは別に何も思わないような事でも、娘がやっているとなんだかイライラするというようになっていきました。
例えば、おもちゃの片付けをしなさいと言ったとき、弟の時は「仕方ないな…」と自分でポイッとおもちゃかごに放り込んだりするものを、娘には「何やってんの!片付けろって言ったでしょ!」と怒鳴ってしまうというような感じです。
「あなたならできるよね?」という不当な理由で、「あなたには出来ともらわないと、私が困るの!」という私の依存が爆発していました。
娘も、それに応えようと一生懸命いい子をやってくれていました。
でも、それは小さな子供にとって過酷なことだったのです。
そして…
自分の世界に閉じこもってしまうようになりました。
守ってもらえる場所がない状態で、いろんなものを背負ってしまった小さな背中。
その背中を今の彼女に映しだして「お母さん、自分の思うようにしようと思って、ごめんね」と言いました。
そんなことで解消されるものではありませんが…
自分が(親が)子供に苛立つとき、自分の思うようになっていないと思って怒っているのではないかと思い返して下さいね。
「自分の思ったような行動をしてくれない」と、苛立ったときは↓この絵を思い浮かべてみてください。

思うようにしたい(支配欲)という思いは、あの人に頼りたい(依存心)という気持ちの表れだということに気づくことです。
親子逆転になりかけていないかな?と、気づくきっかけになってもらえると嬉しいです。
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