私たちの中で、意味のない人生を歩んでいる人なんて一人もいません。今まで出会ったこともありません。

この状況の中、不安が押し寄せても頑張って、頑張って、頑張ったのに一向に好転しない時「こんな人生に意味があるのか?」とつぶやいてしまう事もあるかもしれません。

もっと意味のある人生を生きていきたいのに…誰か教えて!って思うかもしれませんが、『こんな人生の意味』は…実はあなたが一番知っているのです。


私は何度も何度も「こんな人生に意味があるのだろうか？」と絶望しかけてきました。
何度も何度も絶望しては立ち上がって今に繋げてきました。

◆あなたの人生には意味があります

今まで、意味のない人生を歩いてきた人に私は一人として出会ったことはありません。

「この人生に意味があるとは思えない」「私なんていない方が良いに決まっている」
そう言っていたのは我が子でした。


そして、その前には私が同じことを思っていました。





ここに書かれていたのは絶望した私の思いを我が子が受け取ってしまった…というお話です。
こんな人生を選びたかったわけじゃないって、どれほど叫んだことでしょう。


だからこそ、我が子の悲痛の叫びも理解したし、この人生に意味を見出そうと動き始めました。
そして、今があります。


あんなに辛かった時期が、こんなにも大きな財産になっているという事が、『どの人生にも意味がある』事の証明になっているのです。

◆何回も訪れた無意味感

私が自分の人生に意味を見出せなかった時代は、覚えているだけで三つあります。

三つの絶望感や無意味感

10代…友人2人を連続で亡くす→私だけ生きているのはなぜだろう？

20代…この幸せな結婚生活がずっと続くはずがない→私にはふさわしくない→結局離婚

30代…一人でこの子を養っていけるのだろうか？→自己価値の低さ

ここに書いたように、どの世代でも無意味感は感じていた私です。

…という事は、私にとって『何かがあったから　自分の生きている意味が分からない』ではなくて、もともと持っていたものが何かの出来事をきっかけにして浮上させていたという事になりそうです。

◆この世はすごく怖いものだ…

私の9歳の頃の写真が出てきました。
左端の赤い矢印が私。中央最上段が母です。


母はいつもリーダーシップをとる位置にいて、私はいつも隠れる位置にいました。
私は母の後ろに隠れて「この世界は怖い」と思って生きていたように思います。
こんな私は母がいないと生きていけないと思っていたようです。


思い起こせば、上記の三つの無意味感時代にもそれは思っていたようでした。
世間が常に怖くて、何か怖いことがあったらどうしよう…
そう思ってぶるぶる震えながら生きていたように思います。


時が経ち、外見はどうにかこうにか成長しても、こんなに怖がっていて、無力で何も役に立っていないだろう私が人に快く受け入れられるはずがない…と思っていました。

自分がこの世の中で受け入れられるとは思っていない中で、表面上は、なんでもない顔をして生きていたように思います。
ココロの中と、見せている自分の姿のギャップがすごく大きかったと思います。




大人になってもココロはいつもこの位置でぶるぶる震えていたのです。
この写真の9歳の私がいつも私の中で震えていたのです。
この世はすごく怖いものだと思っていたのです。

◆人生観の転換期は子供たちと向き合いながら気づいた《自立せよ！》

その私が、何をきっかけに前に出ていけるようになったかと言いますと、過去何度も書いてきましたように、子供たちとの向き合わざるを得ない出来事の数々でした。

その中で克服した感情が無価値感と罪悪感です。


この二大巨頭の感情は、学んだというだけでは到底立ち向かえない強硬なものでした。
私は過去の育ちの中でしっかりと身につけてしまったこの無価値感と罪悪感は、知識だけでは決して崩れないものだと確信したわけです。


出来る事なら誰かが代わって、私のこの罪悪感を取り去ってくれないだろうか？
私が感じているこの無価値感を、世の中は怖いものだというこのネガティブを取り払ってくれないものだろうか？

そんなことばかりを願っていました。

9歳の頃の写真のあの時のように、誰かの陰に隠れて生きていきたいと何度願ったことでしょう。
誰かに依りかかって、隠れて生きていきたいと思ったものでした。
誰かに依りかかる…その字の通り依存です。


私の代わりに誰かやって…
それを大人になっても続けてきたからこの状態なんだと気づくまでにどれほど多くの時間を費やしたことでしょう。
どれほど多くの人を巻き込んできたことでしょう。

そのたびに、子供たちからの鉄拳が飛んできては前に出て…
学んで知っている…という知識を実践せずにはいられない事態が続いたのでした。

◆カウンセラーも実践している心の整え方〜あなたらしい人生を送るために〜

10月25日に大阪カウンセラーズフェスタが開催されます。
今回の全体テーマが『カウンセラーも実践している心の鍛え方〜あなたらしい人生を送るために〜』です。


カウンセラーも実践しているというところが、今回の大きな売りです。
知識だけでは動かない現実があります。

知っているというだけでは、知っているという事にとどまってしまいます。
どれほど聞いても、見ても、自分が実践しないことには物事は動きません。


でも、行動に移すというのはとっても怖いことです。
失敗しないだろうか。
どうなるかがわからないことに挑戦するくらいなら、このままでもいい。

そう思ってしまいます。


でも、誰かが実践して、その方法が幸せな人生を引き寄せたんだと知ったとしたら、
それが今、皆さんに幸せへの道を記しているカウンセラーたちが実践している方法だとしたら、
その方法に興味をもっていただけるのではないかと思いました。


あなたらしい人生を送るための　使えるお話がてんこ盛りです。

◆心の声に従って幸せになろう♪

私たちはいろんな知識を得る機会を持っています。
インターネットで気になる言葉を入力すれば、すぐにいろんな情報が出てきますね。


それなのに、解決できないものがあるとすればなぜなのでしょう？


先にも書きましたように、私たちカウンセラーも同じように悶々とした日々を過ごしていた時代がありました。
学んでも学んでも、実生活はうまくいかない。
この人の言っている事、書いていることは本当に大丈夫なんだろうか？
そんな疑いを持つこともありました。

それでも食らいついたのは…
本当に助けてもらいたかったからなのです。
どこかにこの問題の抜け道があると…思ったからなのです。


自分の人生をあきらめるわけにはいきません。


何とかして、この問題から抜け出したい。


きっと答えはあるはず…
そう思いながらカウンセリングを受け、ブログを読み、フェスタにも参加し、ありとあらゆる方法を試していました。

もがけばもがくほど、深い沼に沈んでいくような苦しさを感じていることもありました。


今思い返せば、どうしてあんなに素直ではなかったんだろうって思います…。


何に対して素直ではなかったのか？
それは、私自身が発する心の声です。


私が発する心の声をかき消していたのは何だったのか？
それは罪悪感を筆頭に、あらゆるネガティブな感情が、私が発する心の声をかき消し、もっと苦しむことが問題を大きくしない方法なのだとでもいうようにいつも心の中に居座っているのでした。


そんな罪悪感ではありますが、悪いことばかりではなかったはずです。
私たちを守りたかった何かがあったはずです。
でも、もう、私たちは必要としなくなったのです。


この、長い間私たちのココロの中で私たちを守ろうとしていた罪悪感を理解して
もう大丈夫だと言って去っていただく…


私はこの作業をずっとやっていたように思います。



私たちは幸せになれます。
そしてその方法は私たち自身が一番よく知っています。


でも、その方法を伝える声が聞こえないには聞こえないなりの理由があるのです。


今回私は、その心の声に従って幸せになるために知っておいてほしいことをお話しようと思っています。
もちろん私の講演は、ただ聞いているだけではなく、視覚にも訴えかける内容になっています。
オンラインフェスタでは特に紙芝居状態で、より分かりやすくを心掛けていますので、ぜひ参加してみてくださいね。

これは、前回の福岡カウンセラーズフェスタでの講演風景です。
手作り人形で、意識と無意識についてをわかりやすくお見せする内容にしてみました。

今回は

この子に登場してもらおうかと思っています。



私たちのココロの声をしっかり聴いて、もっと自分らしく生きていきましょう。


彼もこう言っていることですしね＾＾