思春期に衝突を避けた子供は大人になるチャンスを逃しました

◆子供の立場のままで生き延びようとした

思春期というものはみんなにやってきて、その時どんな風に親と関わるかによって、自分という人間のアイデンティティを確立できるのだと思います。


それは、親がいなくても生きていけるという意味合いを含んでいるので、親も子もそれぞれにある種の覚悟を必要とするようなのですね。


その時は痛いけれど、後々笑い話の様に語れるというのが 一番良い感じなのかな?と私的には思うのです。


思春期の衝突で疎遠になったということがあるとしても、必ず和解出来る時があるんだと思い続けていると和解はやってきます。


なぜ和解まで至らないかと言いますと、
思春期に親に言ってしまった事、やってしまった数々の失態をいつまでも思い続けていて(それくらい優しくて親想いという事なのですが…)その罪悪感から自分を責め続けて、責め過ぎるとしんどいので

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「俺も悪いことがあったかも知れないけれど、
親もひどかった!
いや!親の方がろくでもない親だった!!!
俺は許せない!許すわけにはいかない」

というような一人コントのような、どっちがより悪いか妄想にはまってしまっている時に、親との和解を遠ざけているんですね。これは親もそうで、お互いさまなんですけれどもね。



ただ、この『親の方が悪い』といつまでも喧嘩を売っているような時は決して大人ではなんですね。子供のマインドで親に食って掛かっているんですね。これではいつまでたっても大人にはなりません。社会でも同じような感情を繰り返してしまうかも知れないのです。


自分より年上の(目上の)人を見るたびに喧嘩を売りたくなったり、こちらが折れるという事をしたくないから不満を持つようになったりするようなんですね。


会社でも子供っぽい大人がいたとしたら、まだまだ親離れが出来ていない人かも知れないですね。例えば、そういう人と関わってイラっとすることがあったとしたら、

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「意識的に5歳児マインドを持って生きているのね?
大人のルールの中で子供が必死で合わせようと背伸びしている。。。
そうだとしたらかなりしんどいでしょうね。」


って思ってみてみるのも良いかも知れませんね。
加藤 諦三さんの本「五歳児の大人」とそのまわりの人のための心理学」という中にも書かれています。
この世の中には、子供のままで大人になってしまった人があまりに多い。まわりの人々を振り回し、本人も辛い「五歳児の大人」たちへの励ましエッセイ。
子どもの心のまま、大人になってしまった人は生きるのが辛い。なぜなら、五歳の子どもに三十歳のビジネスマンの生き方をさせているようなものだからだ。心理的に健康に大人になった人が、何気なく送る日常が、「子どもの心のままの大人」、すなわち「五歳児の大人」には、重たい。できれば、何の責任も負わず、ちやほやされて生きていたいからだ。
 一方、「五歳児の大人」を上司や親や恋人や配偶者にもってしまった人も、辛くなる。彼らの親や恋人や上司は、子どもを育てることから逃げたい父親だったり、いつまでも責任をとろうとしない恋人だったり、頼りがいのない、人望のない上司だったりする。
 本書は、この「五歳児の大人」と「そのまわりの人」が、どうしたら幸せになれるか、どうしたら、真の大人になれるかを伝えた一書である。
 自分自身も「五歳児の大人」だったという加藤諦三氏の筆は、暖かく、励まされる。(Amazonより)


なぜそうなるのか・・・というと、色々なことがあると思いますが

親がかわいそうだから反抗できなかった
物心つくころから押さえつけられてきて、独り立ちできるようには思えなかったので反抗できなかった

という事も多いのかな?って思います。
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◆じゃあ、どうしたらいの?

周りに大人になれな大人がいる場合は、自分が大人の立場をキープし続けるしかないですね、相手を変えることは出来ません。


大人になれない大人を見てイラっとするのは、自分の中にも『大人になれない大人』がいるんじゃないかという見方で、自分の新発見につなげるというのが一番いいのかもしれません。


一緒になってイラっとして怒りを触発されるという事は、オトナになれないモードに引きずり降ろされているのと同じなんですもの。同じ土俵で戦うには小さすぎますよね。


さて、自分が大人になれない大人だと思う…そういう時は

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「そっか・・・
大人になることに腹をくくってなかったよね」


って思うことじゃないかな?って思います。


子供のままでいる事は辛いこともあるし、それなりの事情もあったのですが、子供のままでいる事で楽だったこと、得をしてきたこともいっぱいあったんじゃないかな?って思います。


その楽や、得を、手放す勇気と覚悟を持って
例えば腹立たしい親をどこまで認めることが出来るのだろうという視点も出てくると良いですよね。


親子は複雑すぎて、すぐに許すとか忘れるとか出来ないものなんですね。出来ないと知っていれば無理をしない範囲で認め合う事も出来そうな気がしませんか?


大人になれない大人たちは、どこかでまだ親を親として見ていると思います。
親を親として見ているというのは、自分が子供のままで、子供マインドのままで対しているという事です。


確かに親子はどこまでも親子です。それは変わりません。


でも、思春期の衝突を越えたり、親が上手に子供の手放しを考えていた場合には、親子ではあるけれど不完全な一人の人間であるという事を実感するんですね。


親は完璧で、親はいつまでも親であるという思い込みが外れていないと、自分が親=大人になることを拒むようになるのだと、思います。


大人になったら、大人マインドで生きるほうが本当は楽なんです。
大人マインドって何だろう?って、考えてみる日もあってもいいのかな?と思ったので書いてみました。




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