先日『しんどい人間関係を楽にするヒント』というテーマで講演させていただきました。
◆しんどい=葛藤している?
私たちが「しんどいな・・・」と思う時のココロの中はなんだかもやっとしていて、
何かが絡み合っていて、
自分の問題であるにも関わらず
何が問題であるかという事自体がわからなくなっている事も多いものです。
まるで心の中で糸が絡み合って
ほどけなくなってしまっているかのようです。
本当の悩み、根っこが見つからない状態になることもあります。
葛藤と言う感じが示すように

最強の雑草と言われる(くず)葛が「かつ」の漢字で
「とう」は同じくつる性植物の(ふじ)藤と書いて表しています。
葛藤(かっとう)は
いずれもつる性の植物を表す漢字で構成されているんです。
2種類のつる性植物がもつれ合って絡んでいるところから比喩的に、
迷い悩んでいるさまを「葛藤」
というようになったそうなんです。
漢字って面白いですね。
しんどいという感覚を解くためには、
自分が何と何の葛藤を起こしているのか
何と何がもつれ合っているのか?
を理解することから始めたいと思います。
◆あなたの中の二つのツルとは?

この《○○なのに》には
女の子なのに、男の子なのにという性別や
親なのに、社長なのに、先生なのにという役割があったり
その他いろいろな ○○でなければならないと考えているものが入るのです。
そして《△△できない》には
出来て当たり前と思っていることがあると思ってみてくださいね。
・誰とでも仲よくしなければならないのに 、できない 。
・社会人になったら 、必ずすぐに働いて稼がなければならないのに 、できない 。
・職場では 、元気で明るく生き生きとしていなければならないのに 、できない 。
・家族は 、心を一つにして円満な家庭を築かなければならないのに 、できない 。
・ある程度の年齢になったら結婚して子供を持たなければならないのにできない。
・親子はいつも心が通じ合っていなければならないのに 、できない 。
・夫婦は隠し事をしないで 、いつもガラス張りでなければならないのに できない 。
・人には親切でなければならないのに 、できない 。
というこの感覚です。
出来なきゃいけないのに出来ていない自分をダメだと思い
自分が 「できない 」ことが問題だ
と信じ込み
これが悩み や葛藤となっていくのです。

あるいは、
親友やパートナーに対して
何でも思いを打ち明け合わなければならない 。
という思い込みがあったとしましょう。
何でも思いをうちあけなければいけないのに(葛)
言ってくれない (藤 )
という悩みや不満になってしまうのですね。

自分はしているのに、相手がしてくれないと言う時もそうですね。
相手を責めたくなって、問題意識を持つようになります。
あるいは 、
不幸な人を差し置いて自分だけ幸せであってはいけないと思っていれば 、
自分が幸せでいることに罪悪感を覚えるために 、
わざわざ 、
自分も不幸であろうとする こともあって、
幸せを望みながら 幸せになると罪悪感に襲われるというココロの葛藤が
なかなか幸せを手に入れられないという問題を作りだしていたりもするんです。

◆自分ができないことが問題だ!という勘違い
自分ができないことが問題だと思っているので
と相談したくなるかもしれません 。
これは一見 自分の欲求の(自分がそう思っている)ように見えるかもしれません 。
けれども両者とも 、
決して自分の 「今の欲求 」として言っているわけではありません 。
・みんながそういうふうに言っている 。
・みんながそうしている 。
・一般的にそういうふうになっている 。
・社会がそういうことを要求している 。
だから 、自分もそれに従わなければならない 。
でも 、できない 。
だから 、どうしたらいいんだろう ?
というふうに 皆とか社会という自分以外の枠に自分を当てはめようとして
でも、そんなことしたくない・・・
そんなことをしたくない自分がおかしいから
そういう自分を変えたいんです!
どうしたら人と合わせて生きていけるでしょうか?
という『自分以外の何物かからの欲求』なのですね。
明日に続きます。
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