一日中問題を抱えて、悩み続けているかというと、ほんの一瞬でも忘れている事もあるんです。
離婚問題が起きたとき、思春期の子供の事で悩んでいた時、毎日憂鬱で辛い辛いと思いながら過ごす日々でした。それでも生きて行くためには悩み以外のことも考えないといけませんでした。
生計を成り立たせるための仕事をやめるわけにはいきませんでした。
そういう時、私の頭の中の問題の大きさには変化があったのです。
例えば子供の不登校で悩んでいた時は、朝、起こす直前が一番《悩み》だったと思います。
学校へ行くのか行かないのか、はっきりしない間は、何度も何度も確認しなきゃいけなかったし、
本当は学校へ行かなきゃならないと思っているのかもしれないから、ちょっと強めに背中押した方が良いのか?と憶測したり、本当に忙しい脳内でした。
起こす時間になって『今日も学校に行かない』と決まった後は徐々に悩みが薄れ、私が出勤して、職場で誰かと話している時は頭の中から子供の問題はほとんど消えていたのでした。
それでも、子供と同年代の子の姿を見たり、話題が出ると急激に悩みが戻って来ます。
「あ、そうそう、悩むの忘れてた!いけない、悩まなきゃ!」 とでも思っているかの様にまた悩み出すのです。
ずっと仕事をしていたいと思う時もありました。
仕事中だけは家で起きている問題で悩まなくても良いからなのです。
何かに没頭している時間は私の頭の中には問題が入っていません。
私はお人形の洋服を作るのが好きです。
細いピンタックを延々縫っている時は、半分瞑想状態になっています。
ちょっとした現実逃避をしているようなものです。

頭の中に問題意識が無いということは、私は問題を持っていない状態があるということなんですね。
私たちが問題として悩んでいる時「あ、そうだ!私には悩みがあったんだ!」って、自分の意識で思い出しているという事でもあると思うんです。
でも、悩みを忘れている時があるという事は自分の中に
悩みがなくなっている時間がある
ということでもあるんですね。
結局、問題は直面している時しか対処できないんです。
問題は行動を起こさないと変化しないんです。
妄想や憶測で頭の中がいっぱいになっている時は、実際には何も起こしていないことがほとんどなんです。
「きっと〇〇だろう」という憶測が過ぎりそうになったらあえて気分転換を 心がけるようにするといいと思います。
私のように、神経集中できるような趣味でもいいですし、本当に瞑想時間をとってもいいと思います。
一番のおすすめは、お散歩です。
物理的な場所の移動は気分転換にもなりますし、脳以外の部分を運動させるという意味でも、めちゃくちゃ良いとお思います。
そういうことって、決して問題から《逃げ》ているわけではないのです。
問題という意識ばかりに囚われていると、物事が全部問題に繋がる考え方なるなるからです。
『問題を抱えていないと私らしくない』と感じるほど一日の大半を問題に費やしてしまうのは、たかだか100年しかない人生がもったいないんです。
せめて半分くらいは《問題がない》自分を体感しましょう。
『問題を抱えていない私』に
慣れていきましょう。