心理学で【権威との葛藤】という考え方がありましてね、目上と感じる人に対して昔親に対して感じていた感情が上がってくるというのです。
◆え?どうしてそんな対応ができるの?
例えば、同期入社の同じ年齢の子がいたとします。「その子と私ではどうも、社長に対する態度が違うと感じるんです。
私はとても怖いし、萎縮するのにもう一人の子はとっても楽そうにお話ししているのが不思議なんです。
彼女は社長に気に入られている様で、私は嫌われていると思えて仕方がないんです。
もう、会社に行くのが辛くて…」
というご相談があったとしますね 。
それが女の子でしたら、お父様との関係性を確認していく事があるのです。
社長本人がどういう人であれ、もう一人の人が 普通に接しているにもかかわらず、自分だけが萎縮するのであれば、権威との葛藤と呼ばれる心の作用が起きているかもしれません。

同じ一言でも、過去の経験から受け取る意味が違って聞こえていることも考えられますからね。
「こんなんじゃダメだ、もっと頑張れ」と言われながら育った子と「いつも頑張ってるね。素晴らしいね」と言われながら育った子では今の状況がNoかYesかの差があると思います。
物事の受け散り方ひとつひとつが違うのですからね。
◆自分を喜びの種として見られていると感じるか、苦悩の種として感じるか
朝出勤すると、上司が難しい顔をしてため息をついているという場面に出会ったとしましょう。
自分をどの様な象徴として見ているかで、《人がどう思っていると感じるか》が違うと思います。
同じ言葉でも、自分は愛されていると感じていれば、その前提で物事を受け取ります。
A子さんの場合

上司の機嫌の悪さは自分とは無関係だと思っていますから、声かけもしやすいですし、上司が醸し出す重い空気を変える事だって出来そうです。
彼女はこういう場合、助けてあげることで感謝されて来た経験の方が多かったのでしょうね。
一方B子さんは、こういう場面で声をかけることも出来ないタイプだとしましょう。
自分には価値がないと思い込んでいるとB子さんの脳内ではネガティブストーリーが始まってしまうことが多々あります。

妄想の中でどんどんネガティヴが広がっていくことも考えられますね。
自作自演のネガティヴストーリーが進んでいきます。
すると声をかけられないばかりか、上司に対して委縮しすぎて自分らしさをなくしてしまったりすることも考えられますよね。
そして、ミスを誘発させてしまうこともあるかも知れません。
上司が声をかけてもビクビクしてしまうと、上司も悪者扱いされていると感じて良い感情を持てなくなるという事もあるかも知れませんね。
◆父をどういう存在と見ていたのかを



不器用だったけれど愛されていた事が見えてきたとしたら、パパとの関係も良くなると同時に
パパと同じ様な立場の人…例えば、目上で、私を保護してくれる立場の上司への感情も変化してくると思います。
もしも、パパが傍にいないという状況であったとしても
私の中に存在しているパパの愛を見つけて、愛されていたんだと感じる事ができれば
社会に愛されている気持ちにもなるでしょうし、パートナーにも愛されやすく、見つけやすくなって行くのかな?って思います。

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