『心変わり』と聞くと悪い印象しか持たれないようです。
変わるココロという響きは、良くなる状況を信頼しても良いのに、どうしても悪くなる状況を信頼してしまう様なのです。
◆今は良いけど、心変わりされたらどうしよう…
大好きな彼、彼女今は「好き、好き」って言ってくれるけど
気持ちが離れていったらどうしよう。
ちらっとでもそういう気持ちが浮かんだら
今までの様に
相手だけを見ているだけでは不安になってきますね。
相手が見ている《自分》を見る様になるのです。
ということは
相手を信じられないのは
相手が見てくれている自分が信じられないんですね。
ポイント：彼(彼女)が信じられないのではなく自分が信じられないのです。
だとしたら
自分を信じるほうに意識を持って行きましょう。相手を変えるより楽なはずです。
◆相手の心変わりが気になりだした時は《自分のココロ》にも注目！
相手の心変わりが気になりだした時そういう雰囲気がどこかで流れ出した…と考える方が良いですね。
今までとは違う何かがあるから気になりだしたんです。
それが、相手の気持ち、行動から感じたのか？
そうでなければ
自分のココロに何かが入り込む余地ができたのかもしれません。
それを映し出して
相手の心変わりの心配となったのかもしれません。
パートナーシップは
お互いの感覚が合わさって、一つの流れを作っている様です。
気持ちが離れていくのでは無いかと心配になり出したら
自分にその気持ちが無いかと感じてみると良いと思います。
自分の中に【心変わり】のキーワードがあるからこそ
そのキーワードに恐れている事もあると思います。
例えば、そのキーワードでついた傷があるならば
そに部分を癒す事で
今の不安を軽減出来るかもしれません。
◆ネガティブは信頼するのにポジティブは信じないのはなぜ？
私達は、幸せを強く望んでいるにもかかわらずポジティブよりもネガティブを信頼する傾向がある様に感じます。
それは、
「もう2度と傷つきたく無い」
「あんな嫌な思いはしたく無い」
という
過去の傷ついた体験から、同じ思いをしたくない。
だって、辛かったんだもん。
だって、信じた私がバカだったのよ。
もっと、用心深く観察しとけばあんなに傷つかなくても良かったのに。
そして、そこで出来上がるのは
信じてバカを見た私と
裏切られるにふさわしい私
そして
そんな惨めな目には二度とあいたくない
という私が出来上がるのです。
ポイント：『惨めな目には二度とあいたくない』
この価値観がポジティブよりもネガティブを信頼するもとなのですよね。
ポジティブに生きていると傷つくことが多いから
ネガティブに、慎重にできるだけ喜ばない様にそーっと生きようとするけど
ネガティブな生き方それって
人生全体が浅い傷の生き方なのだなぁという事を気づいてくださいね。
◆心変わりを恐れないで
ラブラブだったのが、最近どうも冷め加減…
これは、心変わりではなくて進化。
出会いの頃はまだ良く知らないし
お互いの良いところばかり見えて
「なんて素敵な人でしょう」
もっと知りたい、もっと知ってもらいたい
そんな時期で
心理学では【ロマンス】の時代と言います。
ロマンスなんです。
そして、お互いの良いところばかり見ていた時代は過ぎ
「あれ？」という期待はずれを感じる時代が『誰にでも』やってきます。
そう
『誰にでも』です。
心変わりではなくて、そういう時期に突入しただけなんですね。
で、心変わりは
好きでは無くなった
とか感じ始めたり、言われたりしてしまう時ですが
ここで激しいショックを受けます。
でも、考えてみて下さいね。
人は心変わりする可能性のある生き物です。
だからこそ、結婚式の時誓わされるのですよ。
だから
好きが嫌いになっても
もう一度好きへの心変わりもあるはずです。
方法によってはね。
そういう《よりを戻す》方法も恋愛心理学の得意技ですね。
ポイント：よりを戻すのが一番の幸せかどうかは別として
心変わりは一回だけではないという事を知っていると、ちょっと楽になることもありますね。
そして、相手の心も変わるけど、自分の心も変わるし、変えることも出来るんですよね。
人はみんな
そこでとどまってはいません。
幸せになりたいと思えば、そのの方向を向くものだと、思います。
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