あの人に比べて私は…とかあの人よりもマシ…と、人を基準にして今を計ろうとしている時の心理状態は、自己価値が落ちている時なんです。

人との比較をしてしまう時の心理状態は?


 私達が誰かと比べる時って
現状に満足していて、自己肯定感で満ちている
時だとは思いませんよね?

「今の私ってどうだろう?・どう見られているだろう?」

このままで良いと思えないから

◆比べて落ち込む
◆比べて安心する

という事をしているように思います。

◆比べて落ち込む(自分の才能に気が付いていないとき)


私達は時々、落ち込む理由を探している事があります。

そして、確実に凹む事が出来るのは

人の良い所と自分の出来ていない所を比べて
「あ〜、私ってやっぱりダメなんだわ」


 と思うのが間違いなく自分を落とせますもの。
 
「もっと良くなりたい」という向上心の表れのはずなんですが
本人はひがんでいるように感じたりするのでとっても辛いです。

ひとり一人個性があって
その個性が発揮されている人は魅力的です。

比べなくても、一人一人の魅力は違うんですもの
人それぞれに、そういう個性、輝きの種を持っているはずなんですね。



◆比べて安心する(比べられていた記憶がよみがえっている)時


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これでいいのかなぁ・・・
まちがっていなかな・・・

そう思う時に、人と比べるという事をします。

それは
幼いころ、よそ様の家の子供と比べては
同じようにしなさい
負けないように頑張りなさい

○○ちゃんは出来てるでしょ?

と言っていたり

自分の家と、他の家との比較で一喜一憂していた
親の姿がいつの間にかしみ込んでいるのかも知れませんが…

人と比べてどうかという事を
確認しながら、それほど遜色ないとわかるとちょっと安心するという事をしているのですね。


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「ボク・・・これでいいのかな
ちゃんとしないと捨てられたらいやだし・・・
愛されてるのかな?何かしないと愛されないのかな?」

この感覚って、生きるか死ぬかの状態の時に感じたものなのです。
え?そんな危機ありませんでしたよ。
とおっしゃる方も多いと思います。
でも、どうでしょう?

子供って、親(または親に変わる人)の加護が無いと生きていけない時代ってありますでしょう?

その時に
誰かと比べて 親に気にいられなかったら
愛してもらえないのではないかと言う誤解してしまったとしたら
それも生きるか死ぬかの危機ですよね?

養育してもらえなかったら
自分で稼いで背且つすることも出来なく、ご飯だって作れない時代があったのですから。



大人になっても、
(もう、子供のころのその感情は意識では忘れ去っていたとしても)

自信がなくなってきたな・・・と思ったときに
周りと比べてどうかと言う

自分の位置調べをしてしまうようなのです。

比べなくても良いという自分になれたらどんなに楽だろう

誰かと比べながら行動するというのは
人の人生を生きるということをしているのと同じなのですね。

人の人生ですから
決して主役にはなれないのです。

そう考えると、どうにかして比べない生き方に戻したいと思います。
 
比べなくても良いという状態・・・


冒頭でも書きました
比べるのは自己肯定感が低い時。

だとしたら比べなくても良い私になるというのは
言い換えると

自己価値を上げる
という言い方に変えることが出来ますね。


ポイント:誰かと自分を比べてへこむ、または、安心するという感覚の時は
今の自分に満足していないときなのですね。

自分にOK! を出してあげていない時なのだという事を理解していただきましたね。

そうすると、
誰かとくれべている時の抜け方は
「今の私でOK!」を目指そうと思うことです。

簡単なことではありませんが
でも、
人と比べて、人の土俵で負け試合をすることより
自分の土俵で自分の事をかわいがってあげる方が気持ち良いですよね?
(注意:相撲の『かわいがり』とは意味が違いますよ(・∀・)つ)
では!また次回。
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