浮気発覚。テンパった私は主人を責めて、責め倒して、被害者になって攻撃を続けていました。そんな家に誰が帰りたいと思うでしょうか?

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あの時知っていたら・・・


もっと早くに知っていたら
あの時もうちょっとましな状況になっていたのかも?

心理学を学び進めていくうちに

あ~そういうことだったのか・・・

そうすればよかったのか?

そういう考えもあったのか?

相手はそんな状態になっていたのね、ごめんなさい

等々

もう、前向きな反省をいっぱいしました。

せっかく反省したので
あの時の私と同じような状態で
苦しんでいる方への

何らかのヒントをお届けしようと思います。

あの時知っていたら・・・意識は否定語を認識しない?



冒頭にも書いていますように、
私の離婚の直接的な原因は主人の浮気です。

(直接的な原因と書きましたが、浮気はわかりやすく表面化したもので
 原因はそれまでのいろんな行き違いやお互いのニーズが絡み合っているものです)

真面目な人で、絶対浮気なんてしないって思い込んでいたんです。

絶対なんてありえないって、人は言うけど
彼に限って、浮気なんてしないと思っていたんです。

でも、私自身の価値感が異様に低かったので
『浮気しないでね』っていうオーラはバンバン出してはいました。

それは、
浮気しないと思っているから癒えたんです。

ほんと、ややこしい心理状態だけど。

で、そう言っていたから、希望通り
彼が浮気しちゃいました。

意識っていうのは 否定語を認識しないって知っていました?
私は知りませんでした!
         

心理学で学んだこと:
意識は否定語を認識しないのです。
『○○しない』という 『しない』という部分は認識しないので、『浮気しないでね』という声かけは『浮気』としか聞こえていないのです。
知らなかった・・・・

このみじめで傷ついた気持ちを何とかしなさいよ!


自分が誘導したのに、そういう雰囲気を作っていたのに
いざ彼が浮気をすると

驚きの後に

とんでもないみじめさと価値の無さと
なぜか罪悪感が どーーーーっと押し寄せてきて

自分でもどうしていいかわからないような
何を考えていいのかもわからないような

自分を全否定されたような

今だけではなくて
これまでの私も全否定されたような
どうしようもない気持ちでつぶれそうになっていました。

その痛みを自分一人では抱えきれず

彼に「どうにかしなさいよ!」とでも言わんばかりに
毎日毎晩

「どういうことなの?」
「わたしのどこがわるかったの?」
「なぜこういう事になったの?」

と、責め続けていました。

最初は「申し訳なかった」という態度だった彼も

私があまりにも責め続けるので
変な逆切れをするようにもなって行ったのです。

この逆切れは ↓ こちらで書きました・・・

それって逆切れですやん?①見つかりやすいところに領収書

逆切れですやん?②愛させない状況を作っていたのは私?

逆切れですやん?③本当に欲しいものは何だろう?

そして、
しばらくすると彼は 彼女の家に行って帰ってきませんでした。

当時の私は、帰ってこない彼をすごく卑怯な人間だと思って
それも責める材料にしていました。

その時は
浮気した彼に 罪悪感があるなんて想像もしていませんでしたから・・・

      
心理学で学んだこと:
浮気したほうにも罪悪感がある!
罪悪感があればあるほど『逆切れする』自分を責めているから、責めて、責めて、これ以上自分を責められないと思った途端人のせいにしたり、相手を攻撃するようになるんです。理不尽な怒りをあらわにする人は「助けてくれよ~、ごめんって言ってるじゃないか~』と心で叫んでいる可能性がとっても高いです。
申し訳ないと思っていれば 平気な顔をしているはずでしょ?


わーん
そうだったんだ~~~そりゃあ、帰ってこなくなるよね

でも悔しいから、責めちゃうよ・・・敗北感が半端なくてね


帰ってこなくなると今度は比較が始まったんです。

浮気相手と私との負け勝負が脳内で始まりました。

きっと楽しいんでしょね?
私なんかよりきっと素敵な人なんでしょうね。

考えれば考えるほど

惨めさが増すという負けるための比較を毎日していました。

たまーーに思い出したように彼が帰って来るようになって

発言もなんとなく 戻ってこようかな…的なことも増えて

そうなるとそうなったで私の何かに火が付いて
「どうせ彼女のほうが良いんでしょ?」
「あちらでは きっと 落ち着く暮らしをしていらっしゃるんでしょうね?」

・・・

嫌味が口をついて出てしまうのです。

あーやだやだ
今から考えても、こんな家には帰って来たくはないですよね。

でも、言わずにはいられなかったんです。

その時、彼に戻ってきたい的な言動があったから余計に

「本当に?本当に信じられるの?」
と、

もう二度と傷つきたくないという気持ちが大きくて

信じられるまで言い続けたいと思っていたんです。

きっと
「あなたがずたぼろにした 私の自尊心を元に戻しなさいよ!」

と言っていたのだと思います。


でも、考えてみて?
ズタボロだと感じているのは私だし
元に戻せるのも私しかいないんです。
       

ポイント:
自分を傷つけるのは自分しかいないんです。
同じ状況に合っても、自分の心の持ち様で傷つく、傷つかないは決まるんです。
物事の見方をどうとらえるか、自分が自分の事を今までどう見ていたかという事にも関係してくるのです。

自己価値と一致したんだろうね?彼の浮気騒動は


今になって思うんですけれどもね

彼を加害者にして

自分を被害者にして

ずいぶん長い間 かわいそうな私物語を書いてきました。

この『かわいそうな私』の意識を変えない限り、
何も変わらないし
幸せに離れないんだな?って思うんです。

この一件は、私の自己価値の低さがもともとあって
その自己価値と出来事が一致したんだろうな…って思います。


このことを私なりに上手に使ったんだろうなって思います。

なので

このお話を読んでくださっている皆様には
私のこの経験と学びを生かしていただいて

あなたの本当に望んだ方向に進んでいただきたいと思うのです。

       

ポイント:
物事は自分が思う方向に向かいます。
自己価値が低いと、その低さに見合った出来事が起きたり
または、すんなりいくような物事ですら、「問題が起きてこそ自分の人生なんだ」と言わんばかりの事に突っ込んでいくかも知れません。
自分の評価がどれくらいだと思っているのかを、じっくり考えてみるのもいいかと思います。


私は、帰りたくなる家を作ることが出来ませんでした。
自分のニーズばかりぶつけて、彼の痛みに気が付こうともしませんでした。


でも、こういう心理学的なノウハウが分かったところで
出来るかどうかはそれぞれだと思うのです。


あなたの心の痛みが

理屈ではわかるけどどうしても許せないし
責めてしまいたくなることもあるでしょう。

そういう時はカウンセラーにご相談ください。

その痛みをカウンセラーにぶつけながら
一人で頑張らなくても良い状況を作ったうえで
少しづつ乗り越えて行きましょう。

あなたの価値を私たちは伝え続けます。

自己価値が本来の大きさになった時

帰りたくなる家を 作ろうという気持ちになるのだと思います。


そして
パートナーとの関係をどうしていくかはそこから決めればいいと思います。
悔いのない 選択をしましょう。

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