何があったわけでもないのに、日々取れない不安感。やっても、やっても完了しない感覚。何に恐れているの?私?
その感覚は、実はあなたのものではないかもしれないのです。 



【何でもわかっている と思っている親】

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不安感のお話しのまえに、
あなたがどんな風にココロをつくってきたのか?
というお話しをしますね。

あなたが一番影響を受けたであろう親についてになります。

親というのは
子供のことを小さいころから見ているので
子供のことを誰よりも知っていると思い込んでいるところがあります。

いつまでも親の思い通りになると勘違いしている親もいます。

幼いあいだ、思春期前までは
子どもの側も親に正直に自分の事を見せますし
親といる時間も長いでしょう。

小さな反抗期や
駄々をこねることはありますが
おおむね親の思い通りになることの方が多いようなのです。

子供も
お父さんや、お母さんの言うことはすべて正しいんだ!

お父さんも、お母さんも素晴らしい人なんだ♪


と、疑いを持たず
叱られれば自分が悪いと思い
ほめられれば 最高の気分になるものですね。

【あれ?親ってたいしたことないじゃん】



でも
子供も思春期あたりになると

本当の自分って何だ?

と、哲学チックになってみたり大人になる準備を始めます。

自分の生き方というものを探し始めるのですね。

その哲学の最中に、ふと気づくのです。

親って何だ?
色々言ってくる割に
何も出来ていないじゃないか・・・

と、
完璧なはずの親が
ただの、普通の人間であるという部分を見つけ出し
悲しみや、裏切られたと思ってしまうような気持に
なることもあるかもしれません。


見上げていた親が
物理的にも背丈を追い越すこともあるでしょう


お互いの距離感が変わってくるのですね。
変わった方が良いなと、私は思います。

なので
親が知っている子どもと、実際の目の前の子どもとは
違っていたりするものですが

それに気が付かない親が
今まで知っている子供のままで
ずっと心配し続けていたりするのですね。

【親の心配が子供を不安にさせる】


親鳥が自分の思い込みだけで

自分が保護してやらないと餓死してしまう…

と思って
いつまでも巣の中に囲ってしまっている鳥がいたら
どんな感じがしますか?

子供の方も、
親と同じくらいの大きさになっても

こんなに心配されている自分はまだ飛べないんだ
飛んではいけないくらい弱いんだと

まだ、巣箱にいたとしたら・・・

息苦しいと思いませんか?

くっつきずぎだと思いませんか?

くっつきすぎて
ちょっと動くだけでも、どこかが当たったり
動きにくくて

うざい!と思います。

お互いの事を思いながらも

くっつきすぎてお互いを憎しみ合い、

こいつさえいなければ・・・

みたいなことを考えてしまたりすることがあったとしたら

辛いですね。

だって

お互いに思い合っているのに、
うっとおしくて、結局嫌いになってしまうとしたら…。

【思春期以降は 「心配」 より『信頼』で見守る】自分の事もね。


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このように、いつまでも成長しない雛鳥なんだという誤解を持っている親鳥は
なぜ、
こんなにダメな雛鳥なんだと思い込みたいのでしょうか?


親に自信がないと
どうしても、その《自信の無い自分の子供》を心配しすぎてしまう傾向があるようです。

自分に自信がないから
その子供も自分と同じと思うので

「この子は大丈夫ではない」

と感じて、余計な心配をしてしまう様なのです。

ついつい心配しすぎてしまうという自覚がある親御さんは

「これは子供の心配をしているのではなくて、私自身が怖がっている、

私自身を心配しているのだな」

と、あらためて考えるようにしてみてくださいね。

子供は心配すればするほど

その心配の期待に応えようと、飛び立たなくなるようです。

ですので、あなたが親鳥であるなら

心配より 信頼!

自分の事も 信じてみましょう。

やるだけの事はやってきた。

もし、出来ていないところがあるならば、
それはその時の能力がそこまでだったということ。
自分も、誰も完璧なんてないんだから

子供には
いろんな経験をしながら
自分を信頼できる大人になって行きますように。



見守ってあげてくださいね。

あなたが雛鳥であるならば

この、根拠のない不安感は

親のものかもしれない!

だって、私はやるだけの事をやりながら
私らしく生きているのだ!

という事を再認識する時間をとって下さいね。

あなたは
親に心配してもらうほど弱くはないのですから。


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