親子というのは、一緒にいた時間が長ければ長いほど、お互いが自分の思い通りになると思い込んでいる事があります。思い通りにならない事がストレスになったりしますが…
今日はそういう親子のくっつきすぎたココロのお話しです。
【やるべきことをやっていないという親の罪悪感】
子育てをしている中で、親は
自分都合で申し訳ないことをしたと思ったり
あの時ああしてあげればよかったな…
とか
もう、それはそれはたくさんの思い残しをしているものだと、私は思います。
そういう時に
取り返せない過去の「ごめんなさい」(罪悪感)で
いつまでも子供につきまとってしまうこともあると思います。
これも親のエゴであり、
何をしてもその時の代償である以上
心の解決にはならないと思うのですが
「あの時はごめんなさい」がこころから消えないので
子供の心にくっついてお世話をしてみたり
また,心を支配、コントロールしようとしてみたり
子供にまとわりついてしまう様です。

物理的な距離は離れているように見えても
心の距離がべったりと言う感じになっている親子がたくさんいるようです。
こういう状態を心理学では 癒着と呼んでいます。

お互いの心と心がくっついてしまっていて
全く自由が無い状態です。
この状態が続くと
息苦しさになったり
お互いが思い通りになると思い込んでいるので
思い通りにならないことがイライラの原因になって
喧嘩が耐えなかったりするようです。
【自分の価値がわからない・期待に応えられない・子の罪悪感】
親の罪悪感で子供にべったりになってしまうと
子供は自分の価値がわからなくなってしまいます。
すべては親の価値判断に左右され自分の意志がなかなか通じないからです。
親が正しいと思い込んでいると
正しい親の思うとおりに出来ない自分を責めたりするでしょう。
どうしたら親の思うとおりの子供になれるだろう?
どうしたら親の期待に凝った得られるだろうと
親のまねをしたり、いつも気にしながら顔色を見ながら
心を寄り添わせようとしている時期があります。
あまりにも親の期待に応えようとしすぎると、
自分らしさをなくしてしまって、親の価値感で動いている間は楽しくもないので
自分らしく生き生きと 能力を発揮することができないままに
親の期待に応えられているという感覚もなくなってしまったときに
子供の心の中に
こんな私では愛されない
という自己価値が出来上がって行くようなのです。

【罪悪感があると自分がボロボロになってもつくしてしまう】
罪悪感のある親によっては
子供の言いなりになってしまっている親御さんもいらっしゃいます。
(実は私もこのパターンでした)
まるで奴隷のように子供に尽くすような感じになっても
物事が良い方向に行くことがありません。
ただ、ただ疲弊するだけの状態なのです。
でも、親に罪悪感があるので
この、尽くすというやり方を辞めることが出来なくなってしまう様です。
子供の要求に振り回されるパターンもあれば
子供は何も望んでいないのに
親が自ら進んで奴隷のようになっているパターンもあります。
どちらの場合も
子供は本当に自分のやりたいことをやろうとして
親に無理難題を押し付けているわけではありません。
親自身が愛情を使って接してくれていないことを見抜いている場合が多いのです。
言いなりになっている親を見て
親に対する疑問が大きくなるので
「これはどうだ」「これはどうだ」
と無理難題をぶつけ続け
その難問をフラフラになりながらクリアしていく親を見ながら
どこかで自分をも傷つけているようなものです。
子どもの側も
こんなにひどい自分は愛されるはずがないという思いを抱いてしまったり
申し訳ないと思いながらも
親を攻撃してしまうことに対する罪悪感がどんどん大きくなりますが
どうしていいかわからないという状態に陥ってしまうことがあります。

【『私は 悪くない』と何度も繰り返す】
こういう場合
お互いに、『自分は悪い』
自分は罪を犯していると思い込んでいる場合があります。
自分が悪いから
という思いがもとになって、お互いの自由を束縛しあっていることがあります。
許してもらえないから、許してもらうまで尽くさなければ。
とか
こんな悪い私に見合った 悪い態度
を取って自己価値を一致させようという無意識が起こすいろんな問題事とか
私が悪いと思うから 起きていることって本当にたくさんあると思います。
私が悪いと思う人ほど
とっても良い人なんです。
なぜなら
悪い人は「私が悪い」なんて思いませんからね。
すごく「ごめんなさい」と思うことがあったとしても
そうするにはそうするだけの何らかの理由があった
という事なのです。
くっつきすぎているこころがあるのかな・・・と思ったら
自分の中の「ごめんなさい」(罪悪感)が無いか思い起こしてみてくださいね。
もし、みつかったら
そうするだけの理由があったのだという事を考えることは
弁明でもなんでもなく、
その時々の理由があったのですから
それをちゃんと自分で理解しておくということは大切なことですね。
あなたは、その時その瞬間を
出来る範囲で、持ち得る知識で一生懸命生きたのだと思います。
そう思うことによって
必要以上に尽くさなくても済むので
自分の人生に戻って
自分のために時間を使っても良いような気持にもなるのではないでしょうか?
また、
自分が誰かを傷つけていると思いすぎて防御しなくても良くなるので
攻撃される前に
攻撃しなければという
過剰な反応もどんどん薄れていくことになると思います。
こうしてお互いがお互いを監視することもなく責める必要もなくなって
程よい距離感を保てるように なっていけると思います。
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