今日は、クライアント様に了承を得て、彼女とのやり取りの中で感じた事を書きました。
ネガティヴ な感情を感じたときに、否定してしまいがちなのですが、その想像力は才能だと思えば楽しくなってきますよ、というお話しです。
 

私のクライアントさんで
475579[2]

自分の身に起こるすべてのものや、自分が起こす行動全てが 
「100%の確率でネガティヴをもたらすんです。」


と言ってご相談下さった方がいらっしゃいました。

城壁を作ったら本当に鉄壁かどうか試したくなるでしょ?


この苦しみから一刻も早く逃れたいと思って

日々、ネガティヴなことが起こらない様にあらゆる防御策を考えて
鉄壁の守りを日夜続けておりました。

 「三好さん!予想通りの問題が起きました‼︎」

「で?」

「守りきれませんでした!想像の上をいく事態になりました!」

「それでどうしたの?」

556407[1]

一時はどうなるかと思いましたけど
必死で対処して、収拾しました!
「え~~~すごい。いざとなったら出来るんじゃないの!

問題解決能力持ってるんだから、
そんなに防衛策で固めなくても楽しい事も考えようよ」 

そんな話をする事も多くなってきました。


鉄壁の守りを作ると、

この作った守りは本当に鉄壁なのかと疑問になって、

試したくなるのが人というものです。

例えば、城壁を作ったら、きの城壁がどれほど立派なものか試したくなって

「誰か攻めてこないかなぁ」って思ってしまうのと同じですね。
a0960_004577


でも、一人の人間の 考える事なんてたかが知れていると私は思っているので
作った城壁は大抵越えてこられるか、壊されるものだと思っています。



 なので、考えても徒労に終わるだけの事も多いはずなのですが

それでもネガティヴストーリーを作って、

来たるべき不幸ごとに備えてしまう事って、本当に沢山あると思います。


ネガティブが当たり前すぎて・自分がネガティブかどうかもわからなくなってる

今回のクライアント様だけではなく
ネガティヴストーリーがあまりにも日常になり過ぎて 、
自分では気がついていない事ってあります。


先ほどのクライアントさんのお話も
最初は違う問題でご相談が始まったのですが 

彼女のネガティヴストーリーを作る才能に私が興味を持ち出して
本来ならば、そのネガティヴを払拭するお話しに持っていく様なところを

「それで?」「それで?」と、

ネガティヴストーリーの行き着く先をどんどん考えてもらうようにしていくと
本人も面白くなって来たようで、途中から笑い出してしまったんですね。


だって、彼女の想像力は面白く、

ありそうで無いような

でも、その中に社会風刺もチラチラと入っていたりして

「このままでと、私は 某国の 喜び組に入れられて
、囚われの身の人生になって行く~」
とか

ネガティヴストーリーではあるけれど、ドラマのストーリーのような面白さと
言葉の選び方にセンスがちりばめられているのです。


目から鱗という表現はよくあるけれど、

556375[1]


耳から綿が飛び出るほどの気付きです!
a0960_002025
って真剣に話してくれるんです。

日常、人の話を聞きたく無いのか
綿が詰まっていた感覚があったというのです。


なので、私は彼女のお話を聞くときに
彼女のネガティヴストーリーを遮らず、
その才能を遺憾なく発揮できるように一緒にその世界についていきます。

え?そこをそう解釈する?

というところもいっぱいあって

そして、底をついたとき、彼女の中から笑いがおきてきます。

「三好さんと話していると、問題が問題ではなくなっていく気がします」


そうです
自分で作った問題は

それを問題だと思わなければ、問題ではなくなるのです。

今までいっぱい難問を作って解いてきた彼女ですから

よっぽどの事が無い限り解決する能力はついてきているはずです。


あなたが考える最悪ってどんなこと?

a0016_000225

 
自分にとって最悪な事って何でしょう?

最悪だから一つだけのはずです。

それを考えてみても
最悪な事ってそうそう起きないって思います。

そのストーリーをノートに書きだしてみるのも良いかも知れませんね。

私の ネガティブストーリー

そうすると

「そんなことあり得ないよね」
ということになるかもしれませんし

そのストーリーの先がまだあって、ハッピーエンドストーリーの序章になっていることに気が付くかも知れません。

頭の中にある
こわいものを 整理し直してみるといいと思います。

雑然として、整理できていなくてぐちゃぐちゃで
まとまっていないものって

以外に怖さを感じさせると思いますからね。

これもあなたの才能だとしたら?


ネガティヴストーリーを考えたら右に出るものはない!
だから
何か不安でたまらなくなったら

《今日のネガティヴストーリー》


という表紙のノートを作って
私とのカウンセリングの時のように書き込んでみましょうよ。

後日、笑えるから♪

今、彼女に出している宿題です。


■このネガティヴは後日語れる私の持ちネタ

になるかもよ?ってお話をして提案しています。

これはもしかしたら彼女の才能かも知れませんからね。


私はこのやり方で

漠然とした不安

から抜け出てきました。


苦しい気持ちになった時や
少々困難に出会った時


きっと未来のネタになるはず

と思って、どこかで楽しみながらやってきました。


全部が全部そう思えるわけでは無いけれど
少しでも
ほんの少しでも笑えたら
人は生きていけるものだと、私は思っています。

14696869_878839158917223_1010012286_n


 

三好成子のカウンセリングを受けるには>>>>>こちらをクリックしてくださいね
  個別の面談カウンセリング・電話カウンセリングを承っております。
  弊社カウンセリングサービスにお電話ください。
 06-6190-5131
(受付:12002030・月曜休)

面談会場案内はこちら

そして、
私あてのメッセージがありましたら、
ご連絡いただけると大変嬉しいですこちらからどうぞ お問い合わせフォーム