中学生の時大人だと思った年齢になった時
ノストラダムスの大予言
っていうお話しを聞いたことがありますでしょうか?
私が中学生くらいの時に大ヒットしたものなのですが、
ざっくり言うと、
1999年7の月に悪魔の大王が降りてきて、地球は滅亡するという、予言。
(ものすごく ざっくりです。)
このお話のメインである地球滅亡する1999年には、
1959年生まれの私は40歳になっている計算です。
中学生の私が思っていた40歳のイメージは
『大人』
りっぱな おとなになっている予定でした。
結局、悪魔の大王は降りてこず
滅亡すると言われていた年は過ぎていき
あれから17年経った訳です。
57歳になりました
なんか、ほんまにねぇ。
もっと達観していて
「善きに計らえ」くらいの落ち着きが出ていて
ほぼ悟りの境地にいるかと思ってました。
中学生の頃想像していた
おばちゃん年齢
になってみて思うのは
まさかの子供っぽさにうなだれる
感じです。
何なんでしょう?
この無残な感じ。
親も同じ気持ちだったのだろうか?
そこでふと思ったんです。
私の親もそうだったんだろうか?
中学のころの私は
思春期で、親がうっとおしく感じていることもありました。
特に父親でしたが…
でも、よくよく考えると
今の私よりもぐんと年下だったんですよね。
出来て当たり前、分かってくれて当たり前
親なんだから!
と、思っていました。
そう、
親は大人で、人生を達観しているはずだ。
悩みなんてほとんどなくて、
迷ったり、テンパったりするはずがない。
間違うはずはない。
と、思っていたのだろうと思います。
なんだかちょっとしたミスも
『親のくせに!』と、思っていたのでしょう。
親が間違うと
いちいち、ムカつきました。
親なのにできないことがあると
めちゃくちゃ馬鹿にしました。
親なのに 親なのに
大人のくせに こんなこともわかってくれないんだ!
いつ頃からでしょう、
親は完璧じゃないかも?と思えるようになってきたのは。
その立場にならないとわからないことはたくさん、あると思います。
わからなくて当然なんですよね。
経験しないとわからないことはたくさんありますものね。
人生って
そういう事の繰り返しなのかも知れませんね。
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