「カウンセラーさんって

 癒されちゃって 何の問題も無いんでしょうね〜」



 
 って言っていただける事も多いんですけどね。

 いやいや
日々問題と向き合っていたりしますよ。

問題意識を持って見ている
と言いますか…

やっぱり
カウンセラーも人間で

ガッツリ落ち込む事もあります。


「えー  そんな時、カウンセリング入ってたらどうするんですか？
    人の相談に乗ってる場合じゃ無いですよね？」

【辛い時ほど　誰かの相談に乗る】

カウンセラーが良く言う《与えて抜ける》という事の説明をしますね。


これは

落ち込んでいる時ほど
クライアントさんとガッツリ向き合って
クライアントさんの問題を考えて

クライアントさんとともに抜けていく
という
カウンセラーマインドなんですよね。

今日は
その方法（と言って特別なものはないんですけれどね）をお伝えしましょうね。

【悩んでいる時の意識は　自分の中を向いている】

私達は

悩んでいる時の意識や体は

グッと堅くなって
体の内側に埋める様な
そんな状態で考え込んだり
悩んだりしてしまうようです。

ロダンの考える人
が体を丸めているように
矢印を書くとしたら
全部内側に矢の先が向いている状態です。




意識も
私は…どうだろう？
こんな私は…

すべて私、私
になっているようです。

なので
自分の中にある思考が
私の中でグルグルしてしまうんです。


ぐるぐるするから
他に考え方があるという発想すらない状態なんですよ。


そんな時
自分の事はさておいて

クライアントさんのお話をガッツリ伺います。
意識を自分以外のところに移すのです。

すると
不思議なことに

クライアントさんのお悩みの中に
今抱えている問題の解決の糸口があったりするのです。

【人のことはよく見える】

 自分の事はわからないけれど
人のことは良く分かる

と思うことはありませんか?

俗に言う

他人事

ということもあるでしょうね、正直。

気楽にいろんな方向から物事を見れるんです。

客観的にね。


そう

客観的

これ、

とっても大切な物事の見方なんですね。


自分の悩みは
どうしても

観念…であるべきとか、きっと○○なはず

というものが付きまとうんです。


「カウンセラーであってもですか？」

はい

カウンセラーといえども・・・です。

それに気づくか気づかないか、
その部分が違うだけで

自分の悩みとなれば
どうしても

その観念がうろうろしてしまいます。

なので


クライアントさんのお話しに一生懸命になっている時に


アレ？

の瞬間がやってきて
自分の問題解決のヒントを

自分の口が語っていることがあるんですよ。


だって
問題が起きるその向こうには

必ず


愛

があるんですもの、根源は同じなんです。


そして

不思議なことに
今抱えている問題と同じ根源のご相談が

絶妙のタイミングで

やってくるという不思議。


カウンセラーは全員体験していると思います。

【悩んだ時こそ自分の外に目を向けてみよう】

みなさんはカウンセラーではないと思いますので
毎日面談や電話カウンセリングをされていないと思いますが

誰かの相談に乗ってみるとか


街中で

いろんな人の表情を見たり
どんなことを考えながら暮らしているのだろうと考えてみたり


自分以外の人の

行動や

感情に


興味を持ってみるというのがおすすめです。


悩んでいる時は

自分一人が悩んでいて


自分一人の世界にいることがあまりにも多いのです。

【笑えたら一歩前進】

すごく悩んでいる時に笑えないのと同じように

周りで起きている楽し気なことに
全く気が付けないという事があります。

それはそうですよね・・・


でも


ここで

もし


ちょっとでも

「ぷぷぷ・・・」と笑えるようなことに接することが出来たとしたら

今まで内を向いていた
感情のベクトルが

外に向かえたという事だと思います。


苦しい時ほど
作り笑顔をしてでも

微笑みなさいって


私は教えられました。


だから


何か

自分なりに面白いなって思えるものを

一つでも良いので見つけてみようって思ってみて欲しいと思います。

その一つを見つけて笑えたら
あとはまた

悩んでしまっても良いです。


とりあえず

一つでも

「ぷぷぷ・・・」と笑えるものを探してみてくださいね。

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