ほめ言葉に素直になれない私がいる。
本当は嬉しいんだけど、素直に喜べないほど傷ついていたり、喜んではいけないと自分に言い聞かせている事があります。
今日はそんな切ないお話しです。
「私ってすごいでしょ?」
「僕ってカッコいいだろ?」
と言ってくれれば
ウンウンってお返事できますが
「俺って
かっこいいって言われるんだけど
意味が分からないんだよな」
「私って
普通にしてるのに
仕事ができるって言われるのよ
当たり前のことやってるだけなのにね」
っていう人がいます。
ほめられるのは嬉しいんだけど信じられない
素直に喜べないんですね。
すごく
すごく
傷ついているのかもしれません。
とっても
とっても
自己価値が低く
からかわれるのが怖いとか
信じて
後で「嘘でした〜」
と言われるんじゃ無いだろうかという
不安がおきたり
良いことを
そのまま受け取ることに対して
不安や恐れがくっついてしまっているのですね。
ほめられたくてすごく頑張ってきたんです
だけど
そう言ってもらっても不思議では無いくらい
努力を積み重ねて来た人が多いのも事実です。
バカにされない様に
自分が役立つ人になろうと思って
人一倍頑張った人が多いと思います。
なぜ
そんなにも頑張って
なぜ
こんなにも
疑うのでしょう?
本当に認めて欲しい人が他にいる
こういう場合
自分の価値を自分で見ることが出来ていないようにも思えます。
その反面
それを言ってもらいたかった人が
遠い過去にいるのかもしれません。
幼い頃に
認めてほしくて
すごく頑張った時期があるように思います。
でも
思うように認めてもらえなくて
とってもがっかりしてしまった
そういう幼い子供の私がいるように思います。
なので
その人に
その時のように
認めてもらえない限りは
絶対に 信じようとしないのではないでしょうか?
不器用なだけであなたは認められていたのかもしれない
その認めて欲しい対象は親であることが多くあります。
親っていうのは
子供が思うほど
たいしたスキルもなく
偉そうにしている割には
自信もないけど
親らしくしなきゃと
周りをきょろきょろもして
周りに合わせて
自分の子供を見てしまうこともあったりするのです。
それは、単に自分の対する自身の無さの表れなのですが
子供からすると
アノ偉大な親が 『お前はまだまだだ』というのであれば
その通りなのだと思ってしまったりもするのでしょう。
実は
本気でそんなことを思っていないことの方が多く
うちの子が一番かわいいと思っているものなのです!
だから
もっともっと
もっとわかりやすく
うちの子一番になりますように
と
思って
「お前はまだまだだ」的なことを言っていることがいっぱいあります。
親の期待に応えたかった。褒めて欲しかった。
自分ではできないのに
子供には 「ちゃんとやりなさい」と言っていることも
いっぱいあると思います。
自分では出来なかったから
「お願い、あなたならできると思うから、代わりにやって」
と言いたいのに
すごく偉そうに言っていたかも知れません。
子供にお願いする事なんて出来ない…と思ってしまったかもしれません。
親って
結構いい加減なものだと、私自身を振り返っても思います。
できると思うから
要求してしまう、諦められず要求してしまうことになったりもします。
あなたはちゃんと認められていたのだと思います。
認めたうえで
もっと
もっと!
もっと!!!
を求められていたのだとしたら
それは
■親の都合!
だということなんです。
子供のころには気が付かなかった 親の都合
親の言う事は絶対だと思っていた子供の頃と違って
今は
なんとなくわかりませんか?親の都合だった事を。
なので
人からすごいって言われたら
その言葉通り
「おれってすごいんだぜ!」
「私って出来るのね」
って思ってください。
そう思っても
「何言ってるのよ、もっと頑張らないと認めないわよ!」
という
いつもどこかから聞こえてくる(幼いころの親の)声が聞こえたら
「認める認めないは そっちの都合でしょ?」
と
言い返してあげればいいと思いますよ。
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