私たちは、
過去を通して現在や未来を見ていると言われています。


今、目の前にいる人に対しても、
過去に出会った数々の人の中から
似た人の記憶を呼び起こしているのだというのです。

そして、
その記憶を 目の前のその人に『投影』しているのです。


初めて会った人に対して
特別な感情を抱いてしまうことってないでしょうか?


初めて会った人なのに、
どこかであった気がする…という場合があります。


なぜかはわからないけれど、
親しみを感じる場合や、
受け入れてもらえるような気になるというポジティブな投影。


逆に、
何をされたわけでもなく、
何か嫌なことを言われたわけでもないのに、
嫌な感じがするという
ネガティブな投影を引き起こすこともあったりします。


そういう時は、
過去に出会ってきた
数え切れないほどの人々との関わりの中から、
その時の感情や状況を再現させているのかも知れません。


過去の関わりというのも、
親兄弟のような密な関係の人たちのみならず、
たまたま駅で喧嘩していた見ず知らずの人たちの場合もあり得るのです。


テレビや映画で観た、
作られた人物像に重ねている場合もあると思います。


なので、
私たちは全く初めての人を見ても、
全くの白紙の状態で
その人を見ることが出来ていないのかも知れませんね。


自分自身もそうなのですから、
私たちが出会う自分以外の人も

私たちに何らかの『投影』をしているのかも知れません。


自分の中で作った
『その人像』で接しているのかも知れませんね。


なので、
日常で『投影』という心理学の考え方を使って
コミュニケーションを円滑にしていくのであれば、

「この感覚は、
過去の出来事や感情をこの人に写し出しているだけかもしれないな
?
という目で見ることができると、



目の前にいるこの人は、
自分が作っている人物像なのかも知れない
実際は違うのかも知れないな?


という発想が出来るので
この人はこういうものだという決めつけをすることも減って
その人の良いところも見やすくなるのだと思います。


こういう、
投影をしているということに気が付くことで、
察するコミュニケーションや、
思い込み、
または、
「○○すべき‼」から来るイライラから解放されて、
より楽で自由なコミュニケーションをとっていければ良いですね。

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