怒られると思うとあなたの方がもっと悪いんだから…と言いたくなったり、こう返してほしいと期待したり、私って本当に勝手です。

息子と一緒に暮らしていた頃のお話しです。
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◆自分が悪いと思い過ぎると自分以外のもっと悪い人をつくろうとする心理

職人である息子はそこに作業データを書き込んだり作業行程をメモしていたり必要なことがびっしり書かれた、会社から配給された大切な手帳をいつもだ行儀の胸ポケットに入れているのです。


で、その作業着は毎日洗濯します。

洗濯は洗濯機がやってくれるのですが、洗濯機のボタン押したり干したりは私がやっていました。

でも、きちんとしたことが出来ない私だから、「洗い物を仕分けして洗濯機に入れるまでの作業は各自でやってね」という作業分担が出来ていました。

ある日いつも通りに洗濯機のボタンを押して洗濯が開始されました。
しばらくたつと、何やら『がたん、ガタン!』と、固いものが壁面に当たる音がしてきます。
あれ?と思った私は一旦停止して洗濯曹の中を確認してみると…

あらまぁ!
息子の作業着の胸ポケットに分厚い手帳が入ったままじゃないですか。

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これは大変!取り出してドライヤーで一枚一枚乾かすも、スッゴい分厚い作業手帳なのでなかなか乾きません。

文字の書いてあるページだけ乾かして、残りは自然乾燥することにしました。


洗濯挟みで吊るして出来る限りバラバラになるようにしたものの、10ページ位がひとかたまりにまったりして、元の状態には戻りそうにありませんでした。


使い物にはならないなぁ…
そう思った瞬間、ポケットから手帳を出していなかった息子に対して腹が立ってきたんです。

ポイント
自分が悪かった…って思いすぎると「きっと私は責められる」って嫌な気分になっちゃいますよね?
そんな嫌な気分を感じていたくない…って思いますよね?
すると「悪いのは私だけじゃないもん」って、攻めてくるだろう相手を悪いものにしようとするんですね~
怒られるよりも先にこっちから怒っとけば相手は何もいてこないだろう?っていう感じです。

時々、何に対しても「あいつが悪い」「こんな状態にした○○が悪い」って手あたり次第悪者にしている人を見かけますが、よっぽど自分の事を悪いと思っているんだろうな~って思います。



でもまぁ、全く読めないわけでもないし、私が悪いわけでもないし、ちゃんと乾かしてあげてるんだから感謝してくれてもいい感じよね?って思ったりもしたので息子にメールをしたのです。


『洗濯物の作業着の胸ポケットに大事な手帳が入ったままになってたみたいで 洗ってしまいました。
できる範囲で乾かしたり、干したりしてるけど、使い物にはならないかも?』


そして、返ってきたメールに書かれていたのは

『やってしまったものは仕方がない』

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違ーーーーーーう!

なんか違う!

ここは↓こういう答えが返ってくるはずじゃないの?

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↑ こう言う返信メールがベストやねん。

ここまで書けなくても良いけど、気持ちはこっち方向であって欲しい!
あって欲しいというか
あるべき!

『やってしまったものは仕方がない』

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え?
なにこれ?
この返信メールだと、全面的に母が悪くて
心の広い俺は手帳を洗ってしまった困った母を許してあげる心優しい息子になってなますやん?

いやいや、作業着のポケットの中を確認して手帳を取り出さないといけなかったのはキミじゃね?


『やってしまったものは仕方がない』
の一行に、先程の、罪悪感からくる息子への怒りが加わって
それはもうなんとも言えず腹が立ったのです。(大人げない…)


「なんやねん!もう、お前の洗濯物は 一生洗わん!!!」
という、親とは思えない怒りをぶつけるのでありました。
(思っただけで、翌日からも 洗濯しておりましたよ)


◆期待通りではない反応に怒る



「私がこう言ったら!こう返事して欲しい。」とか、」「もっと感謝して欲しい」という期待をしてしまったという事例でした。

私が息子に感謝してもらうのが当然と思っていても、相手がそれほど重要なことだと感じていないことはいっぱいあります。

感謝をしているけれど、伝え方が違っているという事もあると思います。


相手は感謝を伝えているけど、受取るほうが感謝とは受け取れていないという場合もあると思います。
こういうように反応してほしいという強い思いがありすぎるんですね。


こうしてこの一件の事を文字に起こして読み返してみると、お互いのお互いを思う気持ちがあふれているではありませんか!


息子も「もっとちゃんと確認して洗濯機回せや!」なんて言っているわけではないのに、私が自分の思った通りの答えが返ってこないと言ってイラっとしているんですよ。

そもそも息子が自分自身に対して言っている言葉かもしれないし・・・とかいろいろ考えられたのはしばらく後のことで、思い通りではなかったイライラはしばらく続いたのでありました…とほほ…


自分の思い通りであるべき!がまだまだ残っていた時代の私のお話でした。
困ったものです。

期待は裏切られる
期待とは、こうあるべき、こうなってほしい、という希望や欲求の事を言います。
辞書で調べると『ある人がそれをするのを(他の人が)あてにし、心待ちに待つこと。将来それが実現するように待ち構えること。』と書いてあります。

・自分だったらこうする。
・一般的にはこう考えるよね?
・普通○○だよね?

というような自分の考えで相手の言動を決めて待っているという状態になります。

人はそれぞれ育ってきた環境や経験が違うので、全く同じような言動はできません。
期待すれば高確率で裏切られます。

相手が期待通りではなかったとしても怒ることではなく「あ、そういう見方があるのね?」で済むはずなのですね。

近しい人ほど期待が外れると怒りが大きくなります。それは、わかってくれて当たり前、だってこんなに近くにいるんだもの。って思っちゃうんです。
これが深く入り込みすぎると癒着というくっついた心の状態になりますので注意しましょうね。

そして、期待すればするほど思った反応が返ってこないことでイライラしてしまいます。
思った反応が返ってこなかった時こそちゃんとコミュニケーションでお互いの感覚をすり合わせることが出来るようにしたいものですね。



人って目の前で起きたことを、起きたままに見ることが難しいんだな…って思いました。
出来事に意味をつけて、付けた意味に右往左往している姿を客観的に見ると、なんだか本当に…
笑っちゃいます。


いまでは懐かしい思い出です。

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20/8/30(土)福岡カウンセラーズフェスタ

全体テーマ 
『変化への恐れを越える』
~あなたの望む人生を送るために~

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<イベント概要>
日時:2020/8/30(日)13:00~18:30
料金:¥3,300-(税込)※事前決済のみ
※参加条件:18歳以上の方


<スケジュール>
13:10~13:40 講演1:三好成子
13:50~14:20 講演2:北原さゆり
14:30~15:00 講演3:松尾たか
15:10~15:40 講演4:桑野量
15:50~16:20 講演5:すのせさちこ
16:30~17:00 講演6:沼田みえ子
17:10~17:40 講演7:宮本恵
17:50~18:20 講演8:大谷常緑
18:20~18:30 エンディング


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