昨日の続きです。

色んな制限に囚われた私たち親子は

何かに挑戦する気力もなく、変われるとも思えず
お互いがお互いを縛り付けて、
苦しめていると思い込んでいるようでしたね。

もう一人では解決できそうにないと思って
カウンセリングサービスに電話をかけました。

いっぱいお話を聞いてもらうことで
ちょっとずつですけど希望が見えてきたりもしました。

なんか許されたんだ、、、っていう感じですよね。
その中で自分の苦しさや問題を癒していくうちに
これはいい、心理学は人を助けられるんじゃないかと思うようになります。

私がこうして救われたように、
私にも今苦しんでいる誰かの力になれるかもしれないと、
その時思ったのです。           
『今さら遅い』とか『スキルもないし』
と、あきらめていた私でしたが、
それでもなりたいという熱い想いが
どうせ無理という縛りを越えて
カウンセラーへの道を歩かせてくれるのです。

娘がここへ連れてきてくれたとしか思えないような流れでした。

今目の前にある問題は、
私に何を気づかせようとしているのだろうと
考えてみるということって大切ですね。

人生に無駄なことは何一つないと本当に思います。

人生を変えるというと、荒波をかき分け、
産卵期の鮭のように滝をのぼり
苦行の果てにつかみ取る幸せとういうイメージを・・・
していたのは私だけですか?
何かしなくちゃと思ってしまうところを
流れに逆らわず乗ってしまうということも時には必要なのかも知れませんね。

考えすぎると、ついつい自分に制限をかけてしまいますからね。

何をやってもうまくいかないような時
自分の考えの中に答えはないのかも知れませんね。

こう考えられたとき
受け取れる状態というものになっていったのかも知れません。

流れにゆだねてみようという感じでしょうか。

このように、手荒な方法で私をカウンセラーへと導いてくれた娘も
今年27才になりました。
カウンセリングの勉強などで家を空けることが多くなった私ですが
私が家にいないということで自由になれたんでしょうか?
今まで何もしなかった娘が留守にする私の代わりに
ご飯を作るようになったり お菓子作りにも興味を持ち始めます。

娘の食べ物、美味しいものに対する興味がどんどん湧いてきて
『パン教室に行きたい』と、言います。

「近くにパン教室あったらよかったのにね~」
という話しにとどめていました。

その数か月後、我が家の二軒となりが改装工事を始め
パン屋さんが出来ると言うことがわかります。

すごいね~、引き寄せたね~

と思っていると
娘がバイトに申し込みすると言います。

今までバイトに申し込みすると言いながら、
履歴書に何も書くことがないと、いつもそこでストップしていたのですが
今回はちゃんと面接もうけ、やとってもらえることになりました。

それだけでも私にとっては奇跡的でありがたくて嬉しかったのです。
本来はこれだけでも、奇跡…ミラクル。棚からぼたもちなのですが

ところが、それ以上のことが起きるのです。
娘がパンを作ることに興味があるし
家で料理とかお菓子作りとか好きでやっているという話をしたら

オープン前にパン作りの
四日間の研修に送り出してもらうことになったと言います。

外泊どころか、外出もほとんどしたことのない娘が、
一人で新幹線に乗って旅立っていったのです。

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27歳ならふつうだろ?って思われるかもしれませんが
彼女の社会へのかかわりは中学一年でとまってしまっていると
考えると

ものすごい恐れの中で
彼女は生きていたと考えると
信じられないことなのです。

研修にかかる十数万円の費用も新幹線代も宿代も
全部オーナーさんが出してくれました。
そんなことあるなんて思えませんよね?
今までの私には。

本当に、今の今まで
社会におびえて引きこもっていて、
何もできないというか、してこなかったんですよ。

そのお話を聞いた後で、そのオーナーさんにばったり会ったんですね。
「本当にありがとうございます、娘はどこへも務めたことが無いんですけど、
よろしくご指導お願いします」
みたいなことを言ったと思います。

そうしたら
「いやぁ、こちらこそありがとうございます。
初めての仕事をうちに来てもらえるなんて光栄です」
と言ってくださったんです。

なんて素敵な言葉でしょうね。
私ね、その言葉を聞いたときに
子どもの未来は大丈夫とか、思いもよらない事が起きますよ
とか言いながら
本気でそう思っていなかった自分がいることを知りましたね。

まだまだ
世の中はこうだ!世の中はこう見ている、考えるはずだ
という自分の持っていた観念の大きさに驚きました。

想定外という言葉がありますが
本当に、こんなことが起こるなんて思ってもいませんでした。
自分達の思考の範囲で将来を不安がったり、
もう遅いとか、あれがない、これがないと
前に進む事を拒んでいたことが ばかばかしく感じるくらいです。

何を心配していたのだろうと思うのです。
いざ、わが身に考えてもいなかったような出来事が起きると
この世のなかは本当に何が起きるかわからないのだ
ということが実感できるのです。
あきらめないでいればベストなタイミングで
欲しいものが落ちてくるのかなぁ?と、思えるのです。
娘の場合は『棚から パン』でしたけどね。


まだ、続きます。
パン

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