ちょっとまえに「蝶々がサナギから出てきて羽を広げる瞬間に、羽が何か引っ掛かっているように見えても決して私たち人間が手を出してはいけません。
触れたとこはシワになっていびつになってしまうのですよ」というお話しをかきました。
これは思春期の子どもに対する親への警告でもあると思うのです。
私たちにとって変化は怖いものです。
思春期の頃は、自分の体の変化もあって、これから自分がどうなっていくのかがよくわからないと言う怖さと向き合っているときだと思います。
これからどうなっていくのかわからないということは本当に恐怖の一言です。
親も、子どもの成長を案じます。
これまでの、子供子供していたあの子とは違う面を見つける度に不安になることもあると思います。
なんだか危なっかしいし、自分の思春期の頃を思い浮かべることもあるだろうしで、なんだか日々大きく変わる何かを感じ続けているのが思春期です。
そんな子供を見ている親は、ついつい口出し手出ししてしまいます。
早く結果を知りたいと焦る気持ちもわかります。
が!
考えてみてくださいね。自分を子供の立場に戻して考えてみてくださいね。
サナギから出て、これからどうして良いかわからない状態の子どもの事を。
私たち親は、ある程度目処はつきますよね?時代は違えど経験済みの思春期です。
子どもの方が怖いってわかりますか?
自分がどうなっていくのか、未知の世界に行こうとしている子どもの怖さは、親のそれとは比べ物にならないって想像してみてくださいね。
これからは自分の力で歩くんだ(蝶々なら、飛ぶ?)と決意してその恐怖、怖さと立ち向かおうとするときに、親が『あなたは、私がいないとダメなのよね?』なんて感じで構ってきたら…ほんと、「うるさい!ほっといて」って思いますよね?
それを無視してやいのやいのと手出し口出ししてきたらどんな気持ちですか?
自分の思うように変わりたいんですよね。
親の言う通りにしたくないんじゃなくて、自分の思うように変わりたいんです。
それが、結果的に 親の言う通りであったとしてもです。
人は、人のアドバイスで自分が変わったって思いたくないところがあります。
自分が自分の力で変わったと思いたいところがあります。
親は、ここが見せ場です。じっと見守り、いざというとき、(その、いざ!がどんな時かはわからないけれど)その時に出ていけるようなそんな人になっておこうと、親は親で次の成長期に移らなければいけない時なんだと、思います。
何年か前に蝉の脱皮を目の前で見ました。セミの羽化から成虫に変化していくまでをじっくり見ることができた貴重な経験でした。
さあ、ここからセミの画像が続きます。
苦手な方は ここでお別れしましょう。



あるとき、目の前にもそもそと動くセミの幼虫が現れました。
抜け殻は知っているけど、抜けていないのは初めてです。
動いているのももちろん初めてでした。
「ほぉ〜」っと見ていると…
ピタッと止まった!
パカッと背中が割れた!

うわ~~~♪
出てきた。

出てきたすぐには飛べそうにないような羽が見る見る伸びて、それはそれは美しい透明度を増していき
数分の間に成虫の形をつくっていきます。
蝉が地上に出てきてからは短命ですからね、まるで早送り画像のようでした。
人間の子どももこれくらいの早送り画像 で成長してくれれば余計な手出しも減るのでしょうけど…
成長が、ほとんど見えないので心配なんですよね。
思春期はこの心配を信頼に変えましょうというのが親側のテーマです。
大切なのでもう一度言います
心配を信頼に変えましょう!
すごく大切なので色を変えて、大きくしてもう一度言います!
心配を 信頼に変えましょう♪
この、子どもを心配しているようで実は自分の今までの子育ての評価を心配しているという
可能性もあるんですね。
でも、この羽の美しさ!
エメラルドグリーン!
そして、背中は黄金色!
もし、人に羽が生えていたとしたらきっとこんな感じなのかな?と思いながら見ていました。

そして一時間後には、見覚えのある色のクマゼミに成長しておりました。
早っ!
