自分のキズが疼(うず)き始めると
同じようにキズを持つ人を見つけ、その人の世話をして、
自分のキズを隠すということを、
私たちは時々してしまうことがあるようです。
それは、一見、とても優しい行為に見えるのですが、
(事実、愛情深い優しい人ではあるのですが)
『本当は私が助かりたい』という気持ち、が潜んでいたりするのです。
なぜなら、傷ついた私が、お世話をしている間は、
自分は、一番傷ついている人では 無い のです。
その、自分の傷の部分を(お世話をしている間だけは)
見なくても良いというメリットがあるのです。
そして、お世話してもらう方は
「やっぱり、私は傷ついているのだわ」
と思いこんでしまうことがあるようなのです。
私はこんなに弱い。
私は何もできないのよ。
と、刷り込まれてしまう場合もあります。
この助ける側のことを『助けたい症候群』と呼ぶ時もあり、
そう刷り込ませてしまうことで、
一番傷ついた人にはならなくて済むという心理なのです。
そして、この、お世話してもらう側にもメリットは隠れています。
このキズを持っていることで、こういうふうにして、
人に愛してもらえるのだわ、と思います。
挫折感だとか、失敗を隠そうとするときに
失敗を経験として、学びに変える代わりに
傷ついて誰かの責任にしたくなったりすることも起きてきます。
この方法を知ってしまうと、
いつも傷ついていないと愛してもらえないように感じてしまうのです。
とってもしんどい生き方になりますね。
実は、昔の私がこのタイプだったのです。
私は、親に守ってもらわなくては、私は何もできない子ども、
という立場を
とっても長い間やっていました。
子ども時代だけならまだしも、
結婚しても、私に子どもが出来ても、まだやっていました。
何かしんどいなぁと、違和感が出てきても、
それでもまだ、やっていました。
そんな私に
『もう、さぁ、そろそろ見方、立場を、考え方を変える時期が来ていますよ。』
と、教えてくれたのが20年前の離婚であり、
10年以上前の、子ども達におきた、こころの不安定感や、
いじめ問題だったと思います。
この時点でも
「なぜ、私にこういう苦しみが与えられるのだろう」と
被害者立場での考えしか浮かびませんでした。
愛してくれない
という方向からしか物事を判断出来ませんでした。
でも、心理学に触れて、
これまでの私を振り返り、罰するのではなく、
昔の私に寄り添いながら
ここを抜けていくためにする事を探す日々でした。
傷ついた私だから愛してもらっているとか、
弱くて何もできない私だから愛してもらえるという勘違いに気付いて、
愛する側に変わろうとしたとき、
私の人生が、私らしく輝き始めました。
本当に、ゆっくり、ゆっくり、
先日お話した アハ体験さながらに
でも、確実に変わって行くのです。
楽になっていきました。
長くなってしまいました。
私の経験から考える この問題の抜け道のお話は
明日、書かせていただこうと思っています。

あなたがあなたらしく 生きていけますように♪
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